私立恵比寿中学(エビ中)の小林歌穂が初主演を務めるドラマ「また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ」(毎週木曜11:00-11:30、tvk)が、1月11日から放送される。
本作は、「甲殻不動戦記ロボサン」(2014年、テレビ東京系ほか)、「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」(2016年、テレビ東京系ほか)の脚本や、エビ中舞台「シアターシュリンプ」シリーズの作・演出を手掛ける土屋亮一(シベリア少女鉄道)の書き下ろしオリジナルコメディー。
きょうだいの義理と人情のすれ違いをワンシチュエーションで届ける、新しくも懐かしいドタバタNEO人情喜劇で、跳ねっ返りでお人好しの女学生・町山マチ子役を小林が、兄のタモツを加藤雅人(ラブリーヨーヨー)が演じる。
収録現場でクランクアップしたばかりの小林を直撃。単独では連続ドラマ初主演となる本作への思いや、撮影について話を聞いた。
――初主演おめでとうございます。
ありがとうございます! このお話を聞いた時に、マネジャーさんからは「ドラマに出るから」としか言われていなかったんですよ。なので、脇役で一話だけ出させていただけるのかなって思っていたら「(後から)主演だよ」って言われて、「え!? そんな大事なことをさらって言うんだ」ってビックリしました。
お芝居は、エビ中のみんなでやらせていただいた時も楽しくできたので、(ドラマ出演には)ワクワクはあったんですけど、「私なんかが主役を務めさせていただいてもいいものなのか?」って、ちょっと思いました。
――不安もあったんですね。
でも、土屋さんはエビ中でもお世話になり、私のことを知ってくださっているので、安心はありました。タモツ役の加藤雅人さんなど、これまでにお世話になっている方が多い現場なので、のびのびとやらせていただけるなって思いました。
――実際にのびのびできましたか?
はい! すごくのびのびとやらせていただきました(笑)。個人のお仕事ということで、メンバーが周りにいないのは緊張して不安なんだろうなって思っいていたんですけど、現場はすごく温かくて、笑いが絶えないというか、笑いを堪えるのが大変な作品なので、ずっと笑いっぱなしでした。
私がミスすることも多かったんですけど、それでも「全然大丈夫だよ」って皆さんが声を掛けてくださるので、安心してマチ子ちゃんになれました。
――主演が決まったことについて、エビ中メンバーはどんな反応でしたか?
「おう」みたいな感じで、結構あっさりした反応でした(笑)。エビ中ってソロ活動の話はみんなに伝えることはあまりなくて、情報解禁のタイミングでメンバーも知ることが多いんですよ。だから、(今回も)チーフマネジャーさんがみんなにLINEでさらっと知らせたんですけど、メンバーの反応は「おう」くらいで(笑)。「え!? もうちょっと他にない? 主演だよ?」って思っちゃいました。みんなはあっさりしていましたね。
――でも、作品はメンバーに見てもらいたいですね。
見てもらえば誰でも笑える作品なので、そこは一人で頑張ってきたよっていうのも含めて、メンバーにもぜひ見てもらいたいです。
――他にもドラマなどで活躍されているエビ中メンバーはいますが、意識したり刺激を受けたことはありますか?
出席番号5番の安本彩花ちゃんが出演した、土屋さんの舞台(2017年12月)を見に行きました。安本さんの動きが面白いんですよ(笑)。だから、自分のせりふがない時の動きはどういう感じなのかなとか、細かいところをめっちゃ見てきました。
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