5月26日(土)に公開される映画「ゼニガタ」で、大谷亮平が主演を務めることが明らかとなった。大谷は今回が映画初主演となる。
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年TBS系)や、「奪い愛、冬」(2017年テレビ朝日系)などで一層注目を集めた大谷。
そんな大谷が演じるのは、ハードボイルドなダークヒーロー。表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋という役どころだ。
大谷は「『ゼニガタ』と聞くと、ルパンの銭形警部、そして銭形平次が真っ先に思い浮かぶかもしれません。彼らは正義の側のキャラクターですが、僕が演じるゼニガタは現代社会のダークヒーローです。
銭の主人になるか、銭の奴隷になるか、その本当の意味を熟知する男、銭形富男。 銭に侵された闇金の世界をのぞき見するような感覚で、この作品を楽しんでいただければと思います!」とメッセージを寄せている。
また、メガホンを取る綾部真弥監督は「なぜこんなにもお金が欲しいのか。お金がある人も、ない人も、お金が欲しくて欲しくて堪らない。
そんな人間たちの、緊迫しつつも滑稽なお金争奪戦と、お金に縛られて生きる兄弟のドラマを、理屈抜きに楽しめるエンターテインメント作品になっています。
大谷さんのどんな状況でもブレずに、そこにいる姿はまさに富男というキャラクターそのものでした。揺るぎない大木として作品世界にも君臨しています。債務者たちへの容赦ない取り立てと、静かに見守るまなざしを、ぜひ劇場でご覧ください!」とアピールする。
さびついた漁船が停泊するひなびた漁港、路地裏の一角でひっそり営む居酒屋「ゼニガタ」。店主は銭形兄弟の富男(大谷亮平)と静香。
表向きは居酒屋だが、深夜0時から闇金業を始める。トサン(10日で3割)という違法な高金利で金を貸し苛烈な取立てで債務者を追い込むのが銭形兄弟のスタイル。
ある日、ボクサー崩れの男・八雲が「ゼニガタ」に入れてくれと現れる。
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