立石晴香、“就活”描く映画のヒロインに!「登場人物の誰かに共感できる作品だと思います」

2018/01/15 09:00 配信

映画

立石晴香は、主人公が「就活」に本気で取り組みだすキッカケを作るヒロイン・東山真美を演じる

「動物戦隊ジュウオウジャー」(2016-2017年、テレビ朝日系)でジュウオウタイガー/アムを好演し、注目を集めた女優・立石晴香が、今夏劇場公開予定の映画「40万分の1」でヒロイン役を務めることが分かった。同時に本作の全主要キャストが解禁された。

大卒就活生は現在全国に約40万人いるといわれる。そんな学生たちがさまざまな葛藤を伴いながら、社会への一歩を踏み出す「就活」をテーマにした「40万分の1」。

本作で、何事にも本気になれなかったが、「就活」に向けた数々のトレーニングを経て、徐々に成長していく主人公・中西徹を、2016年の「第29回ジュノンスーパーボーイコンテスト」で審査員特別賞受賞、今作が初の映画出演・初主演となる副島和樹が演じる。

立石は、そんな徹が「就活」に本気で取り組みだすキッカケを作るヒロイン・東山真美を演じる。

1月15日(月)から放送開始となるAbemaTVオリジナルドラマ進出記念作品「#声だけ天使」にレギュラー出演するなど、活躍著しい立石が、どんなヒロイン像を体現するのか?

役どころについて、立石は「今回私は主人公・徹の元彼女・真美を演じさせてもらいました。真美は負けず嫌いで不器用なところをうまく消化できずダイレクトに表に出してしまうので、共感できる気持ちを自分の中で存分に引き上げて演じました! 

物語の中で徹が変化したいと思うきっかけを作る人物なので見ている人にもその出来事や様子が伝わるように、徹にもいいパスが送れるように考えて撮影に臨みました」と役どころを明かす。

続けて「今回は就活がテーマですが、私自身一般企業への就職経験もあり同じような思いをしたことがありますし、今の役者の仕事もうまくいかないことがあれば努力して挑戦しての繰り返しです。落ち込む気持ちや人と比べて余裕がなくなる気持ち、きっと誰もが経験あるんじゃないかなと思います。

なので就活生の方はもちろん社会人の方だったり、学生さん、いろんな方に見ていただきたいです。登場人物の誰かに共感できるほっとする作品だと思います。私も作品見るのが楽しみです。お楽しみに」と実体験も影響しているという、役作りについても明かした。

その他、“伝説のOB”として厳しくも優しく徹を指導する先輩・荻野晴彦役に舞台を中心に活躍する実力派俳優・佐藤輝、「就活」のトレーニングで通う演劇ワークショップで徹に大きな刺激を与える元女優・大川美海役にAmazon「クリスマスギフト」のTVCMに昨年末出演し、話題となった久保陽香

菊池修司、朝見心鈴木祐真津村和幸、元田牧子、米山穂香、結城貴史が脇を固め、主人公である徹、そして映画初主演となる副島の背中を押す。

メガホンを取るのは、「宝池に寄り道を」で昨年ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2017キテミル川越ショートフィルム大賞でグランプリを受賞した井上博貴。

今作のために、「就活」を終了したばかりの大学4年生への綿密な取材を経て、自ら脚本を書き下ろしたという。

井上監督の持ち味である若者が持つみずみずしさと葛藤を見事に切り取る表現力で、これから「就活」に立ち向かう人はもちろん、かつて「就活」を乗り越えてきた人にとっても懐かしさと感動を呼ぶ作品となりそうだ。