1月18日(木)よりスタートする新ドラマ「隣の家族は青く見える」(毎週木曜夜10:00-10:54※初回は10:00-11:09、フジテレビ系)に出演する北村匠海が、俳優としての新境地を語った。
北村は、「第42回報知映画賞」新人賞、「第41回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞するなど、いま最も注目の若手俳優の一人だ。
深田恭子主演の本ドラマでは、集合住宅“コーポラティブハウス”を舞台にさまざまな家族の葛藤と成長が描かれる。その中で北村は、眞島秀和と“男性同士のカップル”であるバーテンダー・朔を熱演する。
「LGBT」という難しいテーマだが、北村は「こういう取材の時などドラマを伝えていく上で、言葉の選び方を大事にしていかなければいけないテーマを扱っていますが、かといって暗いドラマではなく、希望や光を感じるような作品だと思いました」と語る。
役作りについて「今回僕は、眞島さん演じる渉と同性愛カップルという設定なので、実際にLGBTの方にもお会いしてお話を聞くなどして下準備をしてきました。
(朔のキャラクターは)かわいいです。だからこそ、目いっぱいやっていきたいと思います。朔のせりふは、あか抜けているんですけど、やっぱりその言葉の裏に重いものも感じるんです。『きっと朔は、いろんな思いをしながら生きてきたんだろう』と感じました。朔は20歳という設定ですけど、無邪気なようで実はすごく大人な感じで、とても魅力を感じました」と話す。
また「(監督とは)どのくらいのテンションでいくかや、人との距離感の詰め方について話し合いました。普段の僕は、朔ほどテンションが高くないので(笑)。朔は、相手の懐に入るのもすごくうまいので、そういう部分も意識しながら役作りをしています」と明かす。
さらに「このドラマでは『共有スペースにいる時と、それぞれの家庭に戻った時のギャップをつけたい』というお話もあったんです。だから、わたるん(注:朔が呼ぶ渉の呼称)といる時の、あまりにも甘えん坊過ぎる姿と、奈々ちゃん(深田恭子)と一緒にいる時の差はうまく表現したいなと思っています」と、作中でのギャップを見せることに意欲を示した。
2018年の目標について「北村匠海の役者としてのイメージを打破していくのが2018年の目標です。その中で出会った朔という役は、僕の中でもすごく大きなものになるんじゃないか、という予感がしています。この先、朔がどうなっていくのか、とても楽しみにしています。なので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです」とコメント。
2018年は、北村匠海の新たな一面を見ることができそうだ。
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