歌舞伎俳優の片岡愛之助が“チーフ”となり、これまで定説とされていた歴史上の事象を最新の研究や科学的なアプローチから検証して、歴史の“真実”を探す「片岡愛之助の解明!歴史捜査」(BS日テレ)。
2015年の4月からスタートした本番組が、1月25日(木)の放送で100回目を迎えるに当たり、愛之助にインタビュー! 番組の見どころの他、今後の目標などを語ってもらった。
――番組が放送100回を迎えることについて、率直なお気持ちを教えてください。
あっという間ですね。100回と聞いてびっくりしました。“継続は力なり”とよく言いますが、続けるということは難しいことです。ひとえにやはり、スタッフの皆さまと視聴者の皆さまのお力ですよね、ありがたいです。
――この番組は、愛之助さんにとってどんな番組ですか?
自分にもとても勉強になる番組です。歴史というのは難しいもので、“知ってる部分”と“全く知らない部分”が色濃く分かれてしまっているので、最初は「僕で務まるのか」と半信半疑だったんです。
ですが毎回、スタッフさんや解説の先生方がしっかりと支えてくださるので収録に来るのが本当に楽しみ。「ワーッ」と楽しいうちに収録が終わってしまいます。すごくいいお仕事をいただけたなと思います。
そうしていると、また「次のクールもお願いします」と言っていただき、これはすごく良かったなと思っていたら、突然100回がやってきて「え!? もう100回になったのか!」と。正直なところ、100回と聞いて、キリがよく終わってしまうのではないかと不安になり「あと何回やるの!?」と聞いてしまいました(笑)。
――100回の中で、印象的だったテーマはありますか?
毎回「そうだったのか!」と驚かされますのでどの回も印象的ですが、僕が大河ドラマ「真田丸」(2016年、NHK総合ほか)をやらせていただいているときに、(自身の役の)大谷刑部の話を自分でしたことは少し恥ずかしかったです(笑)。
他の番組では味わえない感覚でした。視聴者の方も、いろんな意味で楽しんでいただけたのではないでしょうか。
――そんな大谷刑部について、この番組で初めて知った意外な事実はありましたか?
“負けることが自分で分かっていて戦に向かって行った説”です。ですが“勝つ気で行ったのに負けた説”もありますし…大谷刑部について、演じた部分以外にもいろんな説が出てきて驚きました。どちらの説が本当なのかという部分は歴史のロマンなので、またそれがいいですよね。
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