オリジナルTVアニメ「メルヘン・メドヘン」が、AT-Xほかで放送中。第1話のアフレコ後には、鍵村葉月役・楠木ともり、土御門静役・末柄里恵がインビューに応じてくれた。
【アニメ「メルヘン・メドヘン」インタビュー(1) 楠木ともり、魔法少女モノにテンション上がる! より続く】
――第1話で印象に残ったシーンはありますか?
末柄:カザンさんが葉月ちゃんを追いかけるシーンで、カザンさんが「おまえ、そんな格好で恥ずかしくねぇのか」って言うところが面白くて!(笑) 誰のせいですか?と。
楠木:ツッコミどころが満載すぎますよね(笑)。
末柄:その流れが大好きだったから、今日聞けるのを楽しみにしてました。でもカザンさんが親切なのは、そこで原書を使えば洋服が手に入ると教えてあげるところですよね。「優しいじゃん!」っていう(笑)。
楠木:ただのヤンキーの人じゃないって思いました。
末柄:私は、そこで笑うのをこらえるのが大変だったよ。
――その前にいきなり温泉に入っている流れは突拍子もないですよね。
末柄:そうなんですよ、学園長がね。家庭菜園もしてるし、行動力があるというか何というか……。
楠木:葉月に並ぶ不思議ちゃんな感じがしましたね(笑)。
末柄:あそこ、温泉を勧められて、どんな心境で入っていたの?
楠木:もう無心だったと思いますよ(笑)。
末柄:流れに身を任せていたんだね。
――前半はどうでしたか?
楠木:前半部分だと、PVにも出ていた図書館に入るシーンとか、どんどん魔法の世界に入っていくシーンが、憧れを持っている身としてはすごくドキドキしたというか。セリフは多くないけどワクワクしたので、見ていただいた皆さんにも、そのドキドキ感を感じてもらえたんじゃないかなって思います。
末柄:前半は物語の布石というか。買ってないはずの本があるとか、そういうシーンが散りばめられているから、視聴者の皆さんも、葉月ちゃんと一緒にそういう気持ちを味わってもらえたんじゃないかなって。
楠木:見ている30分間、ずっとドキドキワクワクしていただけたと思います!
――前半のドキドキと後半のドキドキは、また違う感じでしたね(笑)。
楠木:他の子と喋れないような子が、急に知らない子に裸を見られちゃうわけですからね……(笑)。
末柄:それ、大分すごいよね。
楠木:事件ですよ!
――本当に友達がいない子なのかってくらい、はっちゃけていて。
末柄:でも、こんなに可愛い子だったら、私だったら友達になりたいって思うのに、みんな話しかけないのが謎でしょうがない!
楠木:多分、引っ込み思案過ぎて、端から見たら迷惑なんでしょうね。
――自分から拒絶してるところもありますよね。
末柄:だからこそ、これからの成長も楽しみの1つだと思います!
楠木:葉月の(実の)お母さんの一言が、すごく重みがあって。小さいときに聞いた、ちょっとした一言ってずっと残るじゃないですか。それがやっぱり葉月の今を作っていると思うし、お母さんと葉月の関係性も見どころだったと思います。
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