「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の人気企画で、これまで小島よしおやブルゾンちえみらお笑い界のニュースターをを輩出してきた「おもしろ荘」。2017年大みそかの深夜(2018年の年明け)に放送された「ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP」にて、見事優勝を飾ったのがレインボーだ。実方演じるポッチャリ体型の非モテ男子「ひやま」と、池田演じる離婚歴のある女性「みゆき」が繰り広げるドラマチックなコントは、司会のナインティナインも大絶賛。実方の「キレイだ」というキラーフレーズも注目を集め、早くもネクストブレーク芸人の先頭に躍り出た2人に、直撃インタビューを敢行した。
――「おもしろ荘」優勝、おめでとうございます!
池田直人「ありがとうございます!!」
実方孝生「憧れのザテレビジョンさんが取材に来てくれるなんて感激です!」
――放送後の反響はいかがですか?
池田「お母さんが誰よりも喜んでくれましたね。放送を見た夜は、うれしくて眠れなかったらしくて。次の日、寝不足で仕事へ行ったら、職場の方たちからも『おめでとう』と言われたそうです」
実方「僕は、今まで見たことないくらいLINEのメッセージが溜まりました。僕は去年、3カ月の間に3人の女性にフラれてるんですけど、その3人からもお祝いのLINEが来ていて。フラれた後、『今度のライブに来てね』とか、ちょこちょこLINEを送っても、ずっとスルーされてたのに…現金なもんですよ」
――(笑)。じゃあ、新たな恋も手に入れられるかもしれませんね。
実方「いや、それはないと思います。『ありがとう』って速攻で返信したら、それは無視されたんで(笑)」
――「おもしろ荘」は、まずオンエアされる10組に勝ち残るまでが大変そうですよね。
実方「実はそこにドラマがあったんですよ。まず、一次審査で2本ネタ見せして、そこから二次へ進むと、スタッフさんから『こっちのネタをやってください』って言われるんですね。だけど僕らだけは『一次でやった2本とは別のネタを見せてください』というリクエストがあったんです。自分たちとしては、一次でやった『キレイだ』のネタが自信作だったんですけど、『しゃあない、別のヤツ持っていこう』って僕が言ったら、池田が『いや、たぶん俺たちは「キレイだ」で一次審査を通ったんだと思う』と。『きっと(ネタ披露の)制限時間の問題で引っかかってるだけだから、尺を短くして持っていこう』と言い始めて」
池田「そうそう。それで、もともと4分あった『キレイだ』のコントを、3分に作り直したんですよ」
実方「それでも二次では最初、別のネタをやったんです。そしたら、総合演出の諏訪(一三)さんの反応が今イチで。でもその直後に諏訪さん、パソコンで一次の『キレイだ』のネタの動画を見て、めっちゃ笑ってるんですよ。『でも、4分あるんだよな…』とおっしゃったのが聞こえてきたので、すぐに『3分バージョンもあります!』と言って、その場でやって見せたら、死ぬほどウケて(笑)。それで二次を通過して、その次の最終審査でお客さんの前でネタをやって、そこで何とか35組から最後の10組に残れたんです」
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