壇蜜、女優として話題作へ多数出演も「向いていないの一点でしょうね」

2018/01/19 08:00 配信

映画 インタビュー

壇蜜は、小林稔侍演じる主人公・勇作の一人娘であり、自動車修理工場に勤める島田志保役


――そんな中で、女優として演じることの面白さを感じる瞬間は?

女優に関して言うと、向いていないの一点でしょうね。自分には向いていないと思うことの大切さに気付かされました。その中で監督と話し合いながら摺り合わせていって、共演者の方たちにも助けられて何とか形になっている。

しばらくは、それでいいんじゃないかと思っています。作品を盛り上げる手伝いに選ばれたんだったら、ちゃんとその務めを果たそうと。

――何かを作るという喜びは?

きっと感じると思うんです、この先。でも、今じゃない気がします。今は、まだ過程で、出来上がったものがしっかりテレビに映って、そこで安堵(あんど)して、また次へという感覚。

いずれ、その安堵のポイントが演技が終わった後に移行される日が、そこにうれしさを感じる瞬間が来るんでしょうけど、今ではないかなと思っています。

――2018年になって、その~、何と言いますか、壇蜜さんも新しい年を迎えて目標を…。

今、私に今年の目標のようなものを聞こうとしたけど、途中で「そんなこと考えたりしないよなぁ」って思いましたよね(笑)。

――いやいや、質問しておきながらこんなことを言うのはおかしいんですけど、私自身は目標を立てるタイプではないので…。

それは、右に同じです(笑)。だけど、できれば健やかでありたいとは常に思っています。現状、健やかではないとなると、多大なる迷惑をかけてしまう環境で働いているので、不調なところは絶対に見せない一年であれと、毎年願っています。

後は、できるだけ“10%増量”って書いてある詰め替え用のものは、ちゃんと見つけたい(笑)。

――結構、あるんですよね。油断していると、つい見逃してしまいます(笑)。

そうなんです、ちょこちょこあるんですよ。ヤツらは、普通のサイズに混ざっていたりしますからね。ここ4、5年は、それを逃さずしっかり見つけようと思っています!って、これ、何の話ですか(笑)。

「(志保は)本当に豊田市をそのまま歩いているような人な」と語る壇蜜


取材・文=月山武桜

関連人物