広瀬アリスが礼儀知らずのぶっ飛んだ巫女役に挑戦「でも、ある意味演じやすかった(笑)」

2018/02/02 09:00 配信

映画 インタビュー

神社での撮影のため「メークの前に必ずお参りをするのが決まりだった」撮影=山下隼


――しわすは、健太という男の子との出会いをきっかけに変わっていきます。健太役の山口太幹(たいき)くんは撮影当時7歳でしたが、どんな子でしたか?

太幹はもう何でもできるんですよ! お芝居はしっかりしてますし、子供なので正直ワガママとか言うのかなと思いきや、長時間の撮影もしっかり対応してました。一度スチール撮影中に眠気に負けて“再起不能”になったことはありましたけど(笑)。健太役はセリフがないので難しかったと思うんですけど、太幹はちょっとした表情の変化もしっかり表現できる子で、私もいろいろと助けられました。

――休憩時間は何をして過ごしていましたか?

ずーっと遊んでました。太幹が「アリスちゃーん!」って来て、ワチャワチャワチャしてました。かわいかったです。でも1年ぶりに映画祭で会ったら、全然違ってたんですよ。恥ずかしがるというか、男女を意識し始めていて、ちょっと寂しくなりました(笑)。「おいで」って言っても、「いい」って言うんですよ。昔はターッと駆け寄ってきてたのに……。

――また何年か後に共演したら面白いかもしれませんね。

そうですね。太幹の成長を見届けたいです。

――印象に残っているシーンはありますか? 

健太のお母さんを演じたMEGUMIさんとの取っ組み合いシーンは、女性同士ならではのグダグダさが印象的でした。男性同士だったらカッコいいケンカになったと思うんです。でも女同士だと、口だけは達者でワーッと言い合うんだけど、取っ組み合いになるとダサくてただただ暴れているだけ。でもそれが「女同士だとこうなるんだな」とリアルに感じて、何だか分からないけど、演じた後クスクス笑っていました。

――何か撮影中で大変だったなと思うことはありましたか?

とにかく汗が止まらない、というのが……。巫女の衣装って夏服と冬服があるんですけど、夏服だと透けてしまうので、見栄えの問題で冬服を着ていたんです。でも撮影は真夏だったので、とにかく暑くてたまらなかったです。

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