志尊淳インタビュー トランスジェンダーからホスト役まで「求められる役者になりたい」

2018/01/24 10:00 配信

ドラマ

様々な役柄に挑む志尊淳撮影=佐藤友昭


 その一方、「トドメの接吻」で演じたのは、主人公の旺太郎(山崎賢人)に憧れるあまり、命を狙う後輩ホスト・和馬役。

「和馬は役割が明白なので、自分で『大丈夫かな?』と思うぐらい楽しんでます。旺太郎を裏切って第3話(1/21放送)で逮捕されましたが、今後どうなるか? 衝撃的な役ばかりですね、最近(笑)」

 さまざまな役柄に挑むことができ、とにかく今は楽しいとほほえむ。

「いい作品に携わらせていただけるだけで今は十分。その中で求められる役者になりたいですね」

 さまざまな作品に出演する中で、目標とする俳優などはいるのだろうか?

「目標とする人はいないですね。マネしてマネできるものではないですし、自分自身が持っているものをどう生かすか?なので、最初の段階からこうなりたいというのはありませんでした。一つ一つのお仕事を精いっぱいやらせていただく中で、周りの人に広げていただきつつ作り上げていくのが自分だと思うので。好きな俳優さんや女優さんはたくさんいますよ! その中で今、お仕事させていただきたいと感じるのは、『−のぼせもん』でご一緒した山本耕史さんと、これまでに2回共演させていただいたことのある高橋一生さんのお二人です。このお二方は人としても、男としてもかっこいい。尊敬できますし、こんな大人になりたいと思います。それにお仕事面でも家庭的な面でもお二人ともできないことがないので、つい頼りたくなるんです。あ! 僕も少しでも頼られる男になりたいですね。どの現場でも最年少で弟キャラみたいな立ち位置が多かったのですが、最近主演の作品もやらせていただけるようになったので、’18年は年下の方に淳くんに聞いてみようかなと思ってもらえる男になりたいです」

関連番組

関連人物