全国で公開中のディザスター・アクション大作映画「ジオストーム」。気象コントロール衛星“ダッチボーイ”によって世界の天候は管理されていたが、突如“ダッチボーイ”が大暴走し、世界中で不可解な異常気象が起こり始める。
そんな事態を収拾するため、立ち上がった“ダッチボーイ”のクリエーターであり、エンジニアのジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)と、ジェイクの弟で国務省の職員として事態の収拾を行うマックス・ローソン(ジム・スタージェス)、地球規模で起こる緊急事態の中、シークレットサービスの捜査官として大統領の警護を行うサラ・ウィルソン(アビー・コニッシュ)、第一線で活躍する彼らの姿を描く。
今回、その日本語吹き替えを担当したジェイク役の上川隆也、マックス役の山本耕史、サラを演じたブルゾンちえみにインタビューを行い、演じた役の印象や見どころなど、今作への思いを聞いた。
――それぞれが演じられた役の印象についてお聞かせください。
上川:最終的な局面に当たって、ジェイクが大きな決断をするのですが、その潔さがあっぱれだなって思いました。また、ジェラルドさんがカラっと演じられていて、それが一つ大きな持ち味だなと思いました。それを僕はどのようにして、声で表現していくのか苦慮した部分でもあるんですけど、でもジェイクの決断は、日本人が気持ちを寄せやすい、理解しやすいストーリーラインだなって思いました。
山本:夢のような職業ですよね。シークレットサービスって実在するんだろうけど、でも全然想像がつかないし。命と隣り合わせで仕事をしているサラ、まだベテランではないけど、仕事を任せられているマックス、ダッチボーイにかかわる技術者たち、とにかく設定自体がかっこ良過ぎですよね。
そこに食らいついていくのは、大変なことでもあるんですけど、でも俳優や声優の方々の醍醐味でもあって。どういうキャラクターにもなれるし。今回は国務省のやり手の職員というマックスの人生を垣間見ることができて、とても光栄に思いました。
ブルゾン:大統領のシークレットサービスって、職業自体がかっこいいし、しかも女性で。仕事のやり方にも憧れるんですけど、サラの好感の持てるところは、仕事だけをしている無機質なロボットみたいな感じではなくて、家に帰ったらちゃんと彼氏に素を見せて甘えているところとか、かわいい部分もあって。女性からも男性からもカッコイイって思われるのは、こういう人なのかなって思いました。こんな女性になれたらなって思いましたし、勉強になりました。恋も仕事も充実してるって憧れますよね(笑)
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