2017年秋にレギュラー放送が終了した、反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)が、1月28日(日)夜6時57分から2時間SPを放送。特番として4カ月ぶりに復活を遂げる。
現在カナダで暮らしているというフィギュアスケート女子の元日本代表・村主章枝が、この授業のために緊急来日。“引き際を誤って家族のお金を使いこまないための授業”を行う。
フィギュアスケートで世界選手権に9回、オリンピックにも2度出場し、その卓越した表現力から“氷上のアクトレス”と評された村主。しかし実は、華やかな現役時代、その裏で、意外なしくじりをやらかしていたことをテレビで初告白する。
氷上での演技に定評があり、常に“美しいスケーティング”を見せてきた村主だが、現役時代の後半は「無収入」となってしまい、両親のお金を使ってしまったこともあるという。
なぜそんな大きなしくじりをやらかしてしまったのか。それは、村主が“かたくなに現役を引退しなかった”から、と自らが振り返る。
ほとんどの女性フィギュアスケート選手が20代で選手生活を終える中、村主が現役にピリオドを打ったのは、異例ともいえる33歳。なぜそこまで村主はかたくなに、現役引退を拒否してきたのか。
村主は授業で自身のスケート人生をたどりながら、“トリノオリンピック後に引退しなかった本当の理由”を激白。そこにあったのは、村主のオリンピックへの熱い思いだった。
さらには“アラサースケーター”となった村主に襲いかかった、厳しい現実の数々も赤裸々に告白。体力の衰え、そして活動資金がなくなったことで巻き起こった、悲しい状況とはいかなるものだったのか。
そんな中、家族のお金を活動費につぎ込んでまで現役を続行してきた村主が、ようやく引退を決意する決め手となったのは?
アスリートはもちろん、誰もが冷静な判断を下すことが難しい、“引き際”。
昨年末、日本一を決めるグランプリレース「有馬記念」(GI)を快勝し、まだまだ現役でいけそうな姿を見せながら引退し、“引き際の美しさ”を体現した競走馬・キタサンブラックのように、きれいに現役を終えることがいかに難しいかは、一流アスリートであればあるほど分かるもの。
村主は授業のクライマックス、辞めるタイミングを見誤り、長く現役を続けた自分だからこそ悟った人生の教訓を、かみ締めるように生徒たちに伝えていく。
また、現在のカナダでの生活の様子ぶりも公開するという、文字通り体を張った村主の授業に注目して損はなさそうだ。
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