4月からTOKYO MX、BS11ほかで放送が始まるアニメ「迷い猫オーバーラン!」が現在、アフレコを収録中。その現場にて、メーンキャストの伊藤かな恵、竹達彩奈、佐藤聡美、岡本信彦らに本作の魅力について語ってもらった。
松智洋原作の同名ライトノベルがアニメ化された本作は、洋菓子店の若きオーナーを務める高校生・都築巧(岡本)と、彼に思いを寄せる3人の少女たちとの交流を描いたラブコメディー。お人好しの義姉・乙女(佐藤)が引き取ったツンデレで不器用な少女・芹沢文乃(伊藤)と、もの静かだが甘えん坊の霧谷希(竹達)に、見た目は小学生ながら高飛車なお嬢さま・梅ノ森千世(井口裕香)を加えた、個性豊かな美少女がまさに猫が主人に擦り寄るかのように巧を取り囲む、そんなユーモラスな恋物語がつづられていく。
「すごくテンポが良くて、いま2話まで収録したんですけど、みんなの掛け合いがすごく楽しい」と、まずは伊藤が現場での感想をコメント。収録中にもどんどん声優のテンションは上がって、とても元気な作品に仕上がっているそうだ。また、本作はそんなギャグやドタバタ劇もありつつ、心温まるドラマも展開していくそうで、佐藤も「キャラクターたちがかわいいだけではなくて、ちょっと奥深い魅力も持ち合わせています。それぞれが抱える背景や切なくなったりする事情が垣間見えた時、にぎやかなだけでなく、心が温かくなるストーリーにも注目いただけると思います」と、その見どころをアピールした。
また、本作のタイトル「迷い猫」にちなみ「もし、猫になったら何をしたい?」と尋ねられたキャスト陣。竹達が「ご主人さまの上でひなたぼっこしたいです。ずっとナデナデされながらグデ〜っとお昼寝して、一日中一緒に過ごしたいな…、恥ずかしくなってきた(笑)」とかわいらしくコメントする一方、岡本は「いろんな家に行って愛を注がれて、一日ずつ違う家にいってみたいですね」とその本音を告白。すると女性キャストからは一気に、「えっ、そんなことを考えていたんですかー!」「岡本さん…見損ないました!」と非難ごうごう。岡本は「いや、そのまま家に長居しても迷惑になってしまうから…」と慌ててフォローするも、その声はやまず、場は大いに盛り上がった。
最後に伊藤は、「毎週、本当に楽しく収録させていただいてます。同世代のキャストの皆さんと集中しながらも、和気あいあいと取り組んでいます。このスタジオの雰囲気の楽しさが、皆さんにも伝わればいいなと思いますにゃ〜ぁ(笑)!」と猫の鳴き声付きで取材を締めくくった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)