4月3日（土）からTBS系で放送がスタートするスポーツニュース番組「S1」の制作発表会見が18日、都内で行われ、コメンテーターを務める魔裟斗、野村克也、ラモス瑠偉、高橋尚子、村主章枝らが出席した。
同番組は、毎週土曜、日曜の二曜日にわたって放送する大型スポーツニュース番組。最新のスポーツ情報や、試合結果の裏にある本質的な部分を徹底的に伝えていく。また、野村をはじめとする豪華なコメンテーター陣も魅力の一つ。個性豊かなコメンテーター陣を“S1ファミリー”と名付け、今後は総勢50人のファミリー数を目標にしていくという。
今回、同番組でコメンテーターと共に、キャスターにも挑戦することが決まった魔裟斗は「引退してから先の人生も、スポーツにかかわって行きたいと思っていたので、今回S1のキャスターをやれてうれしく思っています。ほかのスポーツはいろいろ分からないことがありますが、勉強して頑張っていきたいです」と初挑戦の仕事に対して、意気込みを語った。
また、会見では東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督でもある野村が、'10年日本プロ野球ペナントレースの順位を大胆予想。野村は「予想は大嫌いなんだ、根拠も何にもないもんね。勝負事はやってみないと分からないんだよ…」とおなじみの“ぼやき”を交えつつ、セ・リーグは中日ドラゴンズ、パ・リーグは埼玉西部ライオンズが1位と予想。さらに、自身が'09年まで指揮を執っていた楽天については、「お世話になったお礼でこの辺にしとくかな」と5位と予想し、会場の笑いを誘った。
続くラモスは、ことし南アフリカで開催されるサッカーワールドカップで、日本が出場する予選Eグループの勝敗予想を行うことに。ラモスは「今の時点で言えるのは、日本は1勝もしないんじゃないかということ。それぞれの選手が自分の悪いところを改善していかないと、絶対勝てない！」と辛口な評価の下すも、「ただ！ 稲本（潤一）、中村（俊輔）、長谷部（誠）、本田（圭佑）がほかの選手に刺激を与えれば、カメルーンに勝つチャンスはある。オランダと引き分けて、デンマークには…負けるんじゃないかな」と1勝1敗1分けで予選リーグは突破できると予想。最後に、「日本代表を応援してるし、期待してる」と熱いエールを送り、愛があるからこその評価であることを明かした。
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