1月24日(水)と31日(水)に放送される「相棒season16」(テレビ朝日系)の300回記念SPで、元代議士という異色の比丘尼を演じる木村佳乃が、人生初の剃髪姿を披露する。
木村演じる片山雛子が登場するのは、シーズン14の元日スペシャル「英雄~罪深き者たち」(2016年1月1日放送)以来となる。
共に次期政権の中枢の担うはずだった官房長官をテロで失い、自ら議員を辞職。政治の表舞台からは姿を消していた雛子は今回、元法務大臣で僧侶の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が出所するや、突如出家を申し出る。
木村は、「300回という連続ドラマではそうそうない機会に、また皆さんとご一緒することができ大変うれしく思います。雛子を最初に演じたのは20代。長く演じている役は唯一これだけですから、私の俳優人生でとても意味のあるお仕事ですし、毎回とても温かく迎えてくださる現場で同じ役を継続でき、貴重で幸せなことだと思っています」と心境を明かす。
さらに、「雛子のように転んでもただじゃ起きない女性を演じるのはなかなかおもしろいこと。今回、『雛子は出家します』と聞いたときは『えっ!?』と思いましたが、話の流れを考えると『なるほど』と納得しました。見かけは三蔵法師みたいでおもしろいですよ(笑)。津川さんにはかわいいと言っていただきうれしかったです!」とコメントを寄せた。
かつて右京(水谷豊)に捕らえられ、横領の罪で服役していた僧侶で元法務大臣の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が仮出所の日を迎える。身元引受人は兄弟弟子の蓮妙(高橋惠子)。
その出所は、刑務所の門前で待ち構えていた週刊フォトスの記者・風間楓子(芦名星)による「瀬戸内米蔵、美貌の尼僧に迎えられて娑婆へ」の独占記事で世に知られることとなる。
記事を読んだ亘(反町隆史)は、法務省の役人時代、大臣としての米蔵に不満を抱いていたことをふと思い出す…。
実家の徹正院に戻った米蔵は、荒れた寺の再興を決意。そんな米蔵を、さっそく元衆議院議員の片山雛子(木村佳乃)が訪ねてくる。雛子はあることを申し出、米蔵を驚かせる…。
その後、徹正院には檀家総代の息子・常盤臣吾(矢野聖人)が顔を出すようになり、清掃など米蔵の手伝いを始める。その臣吾が、墓地の草取り中に、他の場所と比べて不自然に雑草が密集している場所を見つける。
おもむろに臣吾がスコップで掘り始めると、なんと、大部分が白骨化した遺体が土の中から現れる。
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