和楽器バンドが1月27日(土)に神奈川・横浜アリーナで開催するライブ「和楽器バンド 大新年会2018」をWOWOWが生中継する。和楽器バンドは詩吟、和楽器とロックを融合させた8人編成のバンドで、'13年に結成。'14年4月にメジャーデビューを果たすと、'15年に発表した2ndアルバム『八奏絵巻』がオリコンランキング1位を獲得し、第57回日本レコード大賞企画賞を受賞する快挙を成し遂げた。特に、この2ndアルバムの収録曲「千本桜」は、ミュージックビデオが7000万回以上再生されたことでも話題となり、彼らの知名度を押し上げた。
結成翌年より開催されている恒例の「大新年会」だが、今回は'17年11月29日にリリースされた初のベストアルバム『軌跡 BEST COLLEDTION+』を受けてのセットリストにも注目が集まる。そして、和楽器バンドが横浜アリーナで公演を開催するのは今回が初。そんな大新年会の開催、そして生中継を前にしたメンバーへのインタビューが届いた。
——'17年の和楽器バンドはどんな1年でしたか?
町屋(Gt):ライブが多かったですね。ホールツアーが18カ所もあったし、アルバムを2枚も出したので、これまで以上にたくさん活動した1年でした。
蜷川べに(津軽三味線):その前の年はアメリカとか海外に行く機会も多かったんですけど、'17は日本の方々に和楽器バンドを知ってもらう年になったと思います。
——特に印象に残った出来事はありますか?
いぶくろ聖志(箏):いま僕が思いついたのは「シンクロニシティ」のPVかな。いままでとガラッと手法を変えて、物語性を強くしたPVなので、チャレンジでもあったし、僕らの演奏シーンと役者さんの演技のシーンが半々で入る作品なので面白かったですね。
鈴華ゆう子(Vo):曲調でも新しいですしね。この曲はたぶん大新年会でやると思うので、WOWOWでは初披露するところが見えちゃうかもしれないです(笑)。
——'17年は初のベストアルバム「軌跡」のリリースもありました。
鈴華:これまで私たちはメディアに露出するのを控えてきたんです。見た目の派手さもあって、イロモノに見られがちなので、まずは自分たちのバンド力を高める活動に力を注いできてたんですね。それを4年間続けてきて、国内外でのライブも経験したことで、和楽器バンドっていうジャンルができあがってきた実感もあるので。それで、このタイミングで改めて私たちの名刺代わりの1枚としてベストアルバムを出したんです。
——今後は日本での露出が増えてくる予定ですか?
鈴華:そうですね。日本のバンド=和楽器バンドっていうのを認知していただきたいですし、その最初の一歩が今回のWOWOWの生放送でもあるんです。
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