創刊50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」と、通算50作目の節目を迎えたテレビ東京の「ドラマ24」がコラボする特別企画作品「ドラマ24 第50弾特別企画『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』」が放送中。ジャンプ作品の名ゼリフやマンガ家の知られざるエピソードを織り交ぜながら、ジャンプを愛する主人公・月山浩史(伊藤淳史)らがヒーローとして目覚めていく姿を描いている。
ジャンプ愛好家が集う秘密クラブの常連客で、「NARUTO」好きの大学生・火村智子を演じる生駒里奈(乃木坂46)は、プライベートでも同雑誌を愛読している根っからのジャンプファン。常に「好きだからこそ軽くしゃべれない!」と並々ならぬジャンプへの敬意を表している彼女が、今作について熱く語ってくれた。
――まずは出演が決まったときの率直な気持ちを教えてください。
生駒:事の重大さを知っているからこそ「大丈夫かな?」って思ったのが正直なところです。私にとってジャンプはあくまで趣味で、それがお仕事につながることはすごく素敵なことなんですけど、趣味とお仕事は違いますからね。そういう意味でプレッシャーは大きいです。
――とはいえ、演じる智子もご自身同様「NARUTO」が好きという設定なので、演じやすいのでは?
生駒:お芝居の経験が豊富なわけではないので、役作りということはあまり考えずに撮影に臨んでいます。純粋にマンガが好きで、引っ込み思案だった中学生の頃の私とすごく似ている役だなって思います。もし、私がアイドルになっていなかったら智子のような人生を送っていたかもしれないなって。親近感はありますね。自分と違うと感じる点もありますよ。ドラマの中で彼女はナルトのコスプレをしますけど、私個人としては絶対にしません! ナルトは好き過ぎるので…無理です(笑)。
――なるほど。出演されているジャンプの情報を扱う番組「特捜警察ジャンポリス」(テレビ東京系)の中でもコスプレを披露することがありますが、かなりこだわりがあるのだとか?
生駒:私が考える“上手なコスプレ”のポイントは、顔と体型に合ったキャラクターを選ぶことですね。自分の好きなキャラクターを選びたくなるのは当然ですけど、それが自分に似合わないとうれしくないじゃないですか。好きなキャラより似合うキャラを選ぶことが重要です。あと、原作の画に忠実過ぎる必要もないと思っています。二次元のキャラクターが三次元になった瞬間にどうしても違和感が出てしまいます。だから、三次元の存在として自然に見えるようなアレンジはしてもいいんじゃないかと。髪型なんかでも、マンガではツンツンしている毛先をナチュラルに遊ばせてみたり。そういう部分でキャラクターへの愛を表現できたら楽しめるはずです。
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