萩本欽一「香取慎吾は好きなタレント。もっといろんなことができるし、それに気付いて飛んでほしい」

2018/02/03 20:36 配信

バラエティー

「仮装大賞」で司会を務める萩本欽一と香取慎吾撮影=山田大輔

冬の恒例「欽ちゃん&香取慎吾の第95回全日本仮装大賞」(日本テレビ系)で丸16年司会コンビを続ける萩本欽一香取慎吾。今回も息ピッタリの掛け合いぶりだ。

萩本「今回は審査員が辛口でね。昔に戻ったようで良かったね」

香取「僕も司会をやらせてもらって最初のころはあんな感じだったかな。でも最近はほとんどが20点満点で合格っていうのが続いていたんで、僕も『えー、これも合格!?』とか言っちゃってたくらい(笑)。それが今回はあらためて、僕と欽ちゃんとで『こんなに頑張ったんだよ?』って応援したくなって。これが『仮装大賞』だなって、久々に気持ち良かったです」

萩本「そうね、何かが変わるなと思ったよ。『仮装大賞』の歴史上初めて0点も出たしね」

香取「本当に初めてらしいですよ」

萩本「でもどういうわけか嫌な気分はしなかったね。司会は普通、マズイかな?って気を使うもんだけど。客席もね」

香取「合格しないと客席が『合格させてあげてよ~』みたいになるのに、あのときは『はいお疲れ様でした~(拍手)』って感じで(笑)」

萩本「(O点を取った)演者のすがすがしさも、『仮装大賞』のいいところを教えてくれたね」

香取「笑顔で『また来ます!』『また来てね!』って言い合うのが、気持ち良かったですね」

萩本「もう16年も一緒にやってるとね、慎吾はスーパースターなんだから、もっと図々(ずうずう)しくやればいいのに、と思ってたの。結構気ぃ使うのね。でも今回はちょっと図々しくやってて、あぁ、僕の理想の慎吾をやってるなって、それも新鮮だった。僕からすると、慎吾は面白い、好きなタレントだから、もっといろんなことができるし、そこに連れて行ってあげたいし、それに気付いて飛んでほしい」

香取「僕にとっての欽ちゃんは…自分がまだまだなんだなぁと思わせてくれる“憧れのモンスター”ですね(笑)。欽ちゃんがやってきた番組の話を聞こうとすると『あれは数字(視聴率)が40%しかなかったからなぁ』とか(笑)」

萩本「俺も図々しいこと言ってるんだな(苦笑)」

香取「来年は番組も40周年ですし、久しぶりに生放送、やりたいですね。生でドタバタって『仮装大賞』っぽいと思うんですよね」

萩本「そういうの、大事だよね」

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