――お忙しい毎日だと思いますが、年末年始、お休みあったんですか?
年末にお休みをいただきまして。でも・・・外に出ませんでした(笑)。いただいたお手紙をゆっくり読んだり、家の大掃除をしたりして過ごしました。掃除をすることで2018年に向けて、横山だいすけとして、また、だいすけお兄さんとしてどんな挑戦ができるかな、どんなことをやってみたいかなって整理するような時間がとれたような気がして。それはすごく良かったです。
――どんな挑戦をされるのか楽しみです。「迷作劇場」のピーターパン以外の演目も観てみたいです。
ありがとうございます! 「迷作劇場」が続いて、たくさんの方に観ていただいて応援していただいて楽しんでもらえたので、これからもそういうみんなが元気になれる楽しくなれる場所として、「迷作劇場」が長く人に愛される存在になったらいいなと思います。そして、だいすけお兄さんから、横山だいすけの歌っていうものも発信していきたいなと思ってますね。そうやって、広い世代の方に歌を通して雰囲気や楽しさっていうものを届けていくっていうのを目指していきたいなというのがありますね。
誠実で優しくて、包み込むように温かい。
そんなお兄さんの人柄そのものが表現された本公演。「ぞうさん」など馴染みの童謡で会場全体を笑顔にさせたかと思えば、夢を持つことの大切さを歌で伝えて感動を呼んだり、お得意の変顔ももちろん生で見ることができる。中でも、客席ひとりひとりの顔をしっかりと見つめながら、会場を手を振りながら回って歌うコーナーは、だいすけお兄さんの“やりたかったこと”とお母さんと子どもたちの“観たかったもの”が完全に一致した、心に残る空間だった。
「横山だいすけ」の名前と顔、そして歌声を耳にすることが、ますます増えていく予感。子どもだけでなく、全世代の心を掴むエンターテイナーに、今後も注目だ。
中田 蜜柑
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