La PomPon、笑いあり涙あり、ぶりっ子あり…? 2ndワンマンで“史上最高”を更新!

2018/01/30 07:05 配信

アイドル

2ndワンマンライブに詰め掛けたLa PomTerは最後の最後まで大声援を送った撮影=達川範一


あまりにも思いを込めて歌い過ぎたのか、MCに入る上で言葉が浮かばず、「いやいや」「いやいやいや」「いやいやいやいや」と交互に喋り出しに苦労しながら(?)も、ヒットのきっかけともなったアニメ「名探偵コナン」(日本テレビ系)への思いを語り、KARENも「大好きな曲」というZARDのカバー曲「運命のルーレット廻して」に。

メンバーの思い入れが感じられる熱のこもった歌唱とダンスは楽曲の持つ切なさが十二分に表現されていた。そして比較的しっとりしたセクションの最後を飾ったのはもう一曲のアルバム新曲「Winter Magic」だ。

ミラーボールが回る会場は雪が舞っているかのような光の粒が降り注ぐ幻想的なステージで、メンバーの静かなるキレキレダンスが映えた。

ここでスクリーンには「休憩」の大きな表示。あらかじめ今回のライブのため撮り下ろした「大喜利+紙芝居」をメンバーが作り、その優勝者が次の曲紹介の権利を得られる、という小粋な(?)企画映像が始まる。

赤ベースのギラッとした衣装にチェンジしステージに戻ってきたメンバーに、「長尺」と言われるほどの力の入った映像で見事にリアルとスクリーンをリンクさせ、大きな盛り上がりを見せた。

優勝の決め手となったのは、恐らく企画にちなんで行われたKARENからHINAへの“ぶりっ子”指示だろう。KARENのナイスパスによって、HINAが最高にキュートなしぐさで「みんなを、夢中にさせ過ぎちゃって…ゴメンネ」の“ぶりっ子プレー”を披露!

これには観客も大興奮で、厳正なる(?)審査の結果、HINAはこの企画に優勝した。優勝コメント「何も言えねぇ」も飛び出し、HINAから発表された次の楽曲は、これが初披露となる『doriko 10th anniversary tribute』に収録された、VOCALOID楽曲のカバー「キャットフード」。

猫ダンス、猫ヘドバン、猫折りたたみ(?)など猫づくしのキュートさにファンは再び熱狂の渦へ。続いて、レーベルの大先輩である大黒摩季が作詞・作曲した「ヤダ!嫌だ!ヤダ! ~Sweet Teens ver.~」では、ラテンフレーバーに乗せたキレキレ・伸びやかなダンスを見せ、小松未歩の「謎」も力強く歌い踊り、倉木麻衣の「Feel Fine!」を爽やかに送り、先輩たちのヒット曲をカバーしたシングル表題曲連発! 

折からの寒波によって0℃近い真冬の東京を、真夏のような熱気に変えた。

本編ラストにはノリノリの「ろっぽんぎ体操 ~愛コトバはジャンパラポン~」をアイドル感たっぷりに歌い踊った。本編を終え、「ありがとうございました!」とあいさつしたメンバーが退場後、ファン主導の声がけでアンコールの大合唱へ。