フジ系で'09年に放送されたドラマ「リアル・クローズ」の募金企画「チャリティTシャツ募金」の贈呈式が19日、都内で行われ、同作を代表して主演を務めた香里奈が出席した。
同企画は、ドラマの第6話('09年11月17日放送)内で、香里奈演じる天野絹恵が百貨店の一大プロジェクトとしてオリジナルTシャツを企画・販売し、その売り上げの一部をチャリティーに寄付するという内容を、実際に実施したもの。
「チャリティTシャツ」は、東京・伊勢丹新宿店及びブランドデザイナーの協力の下制作され、'09年11月18日から24日まで同店で販売。また、オンラインショッピングでは11月11日から販売された。受注枚数は1万4030枚に上り、経費を除いた寄付金は2000万円となった。
香里奈は「(支援国である西アフリカの)シエラレオネの子どもたちのために役立ててくれれば、出演者の1人として大変うれしく思います」と話し、日本ユニセフ協会会長・赤松良子氏に目録を贈った。それを受け、赤松氏は「ずしりと重いものを頂きました。間違いなく、過酷な状況の中にいる子どもたちのために役立たせていただきます」とコメントした。
また、贈呈式を終えた香里奈は「こういった(ドラマ発信の募金企画が成立した)ことは本当にすごいことだと思うし、この企画に参加できて光栄に思います。こういった形でかかわれたことで、これからもチャリティーに関する意識を持って、自分にできることをしていきたいと思いました」と笑顔で話した。