2月3日(土)に全国公開される映画「羊の木」で主演を務める錦戸亮が、公益社団法人日本外国特派員協会で記者会見を開き、吉田大八監督と共にあいさつした。
大勢集まった外国のプレスを前に、錦戸は「映画を楽しんでもらえたと思う。この映画を通して自分は、全く分からない存在が自分のコミュニティーに入ってきたらどうしようかと考えた。
エンターテインメントでありながら、社会的な側面もある。映画を通して過疎化、移民などの問題についても考えるいいきっかけになればいい」と流ちょうな英語で堂々とスピーチし、集まった海外メディアから歓声と拍手が沸き起こった。
そんな英語力を評価されてか、海外メディアから「ハリウッド進出の希望は?」と聞かれた錦戸は「ハリウッド(にいく機会)があるなら挑戦させていただきたい」と前向きに語るものの、「でも、冒頭のスピーチで死ぬほど緊張したから…」と苦笑い。
続けて「語学力も大事ですが、それを抜きにして“使いたい俳優”にまずは日本でなりたい」と、日本でのもう一回り大きく成長することを誓った。
そして、演技をする上でリスペクトしている俳優について聞かれると「僕の先生はジェイク・ギレンホール、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ。好きになった映画は10回くらい見る」と国際的な名優たちの名を挙げた。
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