岩田剛典と戸田恵梨香の魅力に迫る!「とてつもなくすてきな方たちです」

2018/02/07 07:00 配信

ドラマ インタビュー

福井プロデューサー 意気込み


面白いと思ってもらえるものを作りたいというのは全然変わらないんですけれど、今回の日曜ドラマに関しては、日曜の夜に自分だったら何が見たいかなというのをすごく重視しました。

やっぱり次の週を始める直前であることと、その週を締めくくるものであることっていう意識がすごく僕の中では高いので。そのときに見て悲しい気持ちになったり、もう難しすぎて「なんだろうこれ?」って思うもやもやした気持ちでは寝たくないなって思ったんですね。

楽しく見ていて、次の日「頑張ろう」って思える作品であってほしいと強く思って企画を考えました。そしてもう一つ、1話見終わった後に、「次はどんな面白いこと、変なことが起きるんだろう?」っていう中毒性のある、くせの強い作品でありたいなと思いました。

あとの見所は、キャラクターたちがぶっ飛んだ人ばかりのところです。「この人たちにまた会いたいな、来週すぐ会いたいな」ということと、「この人たちどうなっちゃうんだろう? こんな駄目な人たちが変わることなんてあるの?」みたいなことを楽しんでいただきたいなと思いました。

日常を生きていて、自分がいつもいる学校だったりとか、会社だったりとか、家庭だったりとかという場所に、なにかおかしいなと思うことがあっても、それを変えることってすごく力がいることですよね。それをよしやろう!って思うこと自体もすごく勇気が必要だと思うんです。

そこに対して、僕はこのドラマを見てくださった方たちが「やろう!」とまではいかないにしても、「なにか違うことを明日してみようかな」って思える一つのきっかけになれればいいと思っています。そういう作品であれば、次の週に一歩だけ頑張ってみて、もう一回ちょっと勇気がほしいから、このドラマをもう一話見てみよう、もう一話見てみようというふうになっていただけるんじゃないかと。

そういう意味で、皆さんにとってくせになるドラマになってほしいし、作っている僕にとっては間違いなくくせになるドラマになっていると思います。