2月4日(日)夜0時から「プレミアムステージ」(NHK BSプレミアム)で、平成30年国立劇場初春歌舞伎公演「世界花小栗判官」が放送される。
時は室町時代、三代将軍・足利義満の治世。
足利家への復讐を企てる盗賊・風間八郎は、足利家の重宝「勝鬨の轡(かちどきのくつわ)」「水清丸の剣」を強奪。足利家の執権である細川政元は、風間の野望の阻止を図る。
そして、風間に父を殺害された小栗判官は、紛失した重宝と風間の行方を追う。
風間と風間を追う細川、判官の3人を軸に、彼らを取り巻く恋愛模様などを織り交ぜた壮大な物語となっている。
出演は尾上菊五郎、尾上松緑、尾上菊之助、中村時蔵ほか。
菊之助演じる判官の曲馬乗りや、松緑演じる浪七の立ち回りも見どころとなっており、初春らしい華やかで楽しい舞台を繰り広げる。
また、この初春歌舞伎では“時事ネタ”を取り入れることが恒例となっている。2017年の公演では劇中にピコ太郎の扮装をした役者が登場し、大きな話題を呼んだ。今年はどのような趣向で楽しませてくれるのか注目だ。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)