アニメのアフレコはほとんど経験がなかったので、お話を頂いたときは、「私でいいのだろうか」と思いました。
自分から全くかけ離れた役というわけではなく、“スケートをしている少女”の役だったのですが、実年齢より20ウン歳下の役を演じるということでかなりの不安を抱えながら、現場に来ました(笑)。
アフレコ中も最初から最後まで監督さんに「もっと年齢を下げて!」と言われ続けていました(笑)。フィギュアスケートでは実年齢よりも大人な演技を求められることが多かったので、こんなにも年齢を下げて、と言われるのは新鮮でしたね。
絵だけを見て声を入れることや、動いているところにタイミングよくセリフを入れたり、と経験のないことばかりで、難しかったです。
誰もいないところでやるのと、これだけ多くの方々に見守られながらやるのとでも緊張感が違いますね…!(笑)
織田くんの泣きの演技は、織田くんらしくて「そのままだ!」という感じでした(笑)。
うちに3歳の娘はいるのですが、イマドキの小学生の女の子というのは、どういうリアクションやしゃべり方をするのか、想像がつかなくて…。自分が小学生だったときも、こんなに女の子らしい子じゃなかったですし…(笑)。
ゴーちゃん。がスケートをする、というアニメがどんなふうに仕上がるか楽しみです。荒川静香が、しっかり“荒水さん”になっていることを願いながら、劇場で皆さんに見ていただく日を待ちたいと思います。
ゴーちゃん。とはフィギュアの会場などでお会いして、華麗なスケーティングを見たりしていたので、今回のアニメ出演のお話を頂いたときはすごくうれしかったです。
僕はどちらかというと見た目が小学生みたいなのですが、今日アニメのキャラ(織田山くん)を実際に見たら、思っていたより格好いい子で…(笑)。
そんな“スケートの上手な格好いい男の子”の雰囲気を出せるように、そして一つ一つの場面ごとに違った感情が出せるよう心掛けました。
フィギュアスケートをやっていた僕たちとしては、全身を使って表現するのは得意なのですが、声だけで感情を表現するというのは本当に難しかったです…。
でも、最後に“泣き”の演技部分があるんですけど、そこだけはバッチリ! 演技ではなく自分そのままでやりました(笑)。荒川さんもちゃんと小学生に戻っていましたよ!(笑)
緊張しながらも、精いっぱい頑張りました! すごく楽しいアニメになっていますのでぜひご覧ください!
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