NHK総合で放送中の「爆笑オンエアバトル」の第12回チャンピオン大会が3月14日に開催され、トータルテンボスが前人未到の3連覇を達成した。
今年度のチャンピオン大会は、全13組で行われるセミファイナル戦を制した上位2組が、ファイナル戦へと進み、前チャンピオン・トータルテンボスに挑むというもの。
各放送で1位を獲得し、セミファイナル戦へ駒を進めたのは、ハライチ、エハラマサヒロ、ハイキングウォーキング、U字工事、ノンスモーキン、イワイガワ、しんのすけとシャン、我人祥太、こりゃめでてーな、ななめ45°、ランチランチ、THE GEESEの12組。さらに、2月に行われた視聴者投票1位バトルを制したアームストロングが参戦し、熱戦を繰り広げた。
ファイナル戦は、セミファイナル戦を制したエハラマサヒロ、ハイキングウォーキング、そして前チャンピオン・トータルテンボスの順で行われた。結果、1018キロバトルを獲得し、トータルテンボスが史上初となる3連覇を達成した。
大会終了後に行われた会見で、大村は「いやらしい話、ボールの入ったバケツを見て(優勝を)確信してしまいましたね。上に持ち上がりそうになる頬を保つために尽力していました」と明かす。一方、藤田は勝因を「大村にすべてをまかせたこと」と分析。3連覇へのプレッシャーを感じていたという大村に対し、藤田は「今日、これでもしもダメだったとしても『相手を責めるのやめよう』って考えていたんですよ」とコンビ愛を見せた。
また、同番組は「オンバト+」として4月からリニューアル。「爆笑オンエアバトル」としては11年の歴史に終止符を打つことになる。これまで、6年連続出場という長いオンバト人生を振り返り、藤田は「喜怒哀楽いろいろあるけど、終盤は嬉しい思い出が多い」と笑顔を見せた。一方、大村は「本当いろいろあった。仙台のセミファイナルに藤田が来ないという出来事がありまして。(藤田が)寝過ごして盛岡に行きやがって、『何やってるんだ、すぐ来い!』って言ったら、今度は宇都宮に行きましたからね。本番5分前にガチゲンカしました」とエピソードを明かし、記者らの笑いを誘った。