谷村美月、滝沢秀明と初共演「人は老けるものなのに、ずっと美しいイメージ」

2018/02/07 07:00 配信

ドラマ インタビュー

物語の始まりとなる女性・河村礼菜役の谷村美月

2月3日にスタートした、オトナの土ドラ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。滝沢秀明演じる弁護士・祐介が、30年前に自身の家族を殺したとされる死刑囚・柳瀬(遠藤憲一)の再審請求を通して、真実と向き合う重厚な骨太サスペンスだ。

小杉健治原作「父と子の旅路」をドラマ化した本作。物語のきっかけとなる“再審請求”依頼を祐介に持ち込む女性・礼菜を演じるのは、ことし映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」「空飛ぶタイヤ」の公開を控える谷村美月。そんな谷村に、ドラマや共演者の印象などを聞いた。

――オファーを聞いたときの感想はいかがでしたか?

ちょうどドラマ「セトウツミ」(2017年、テレビ東京系)に出演させていただいた後のクールで、こんなに早くお話が頂けるなんてびっくりしました。久しぶりのフジテレビ系連続ドラマへの出演なので、そこも楽しみです。

――ドラマの内容や役どころについて、どのように感じましたか?

どちらかと言えば暗いというか、シリアスな内容です。メッセージ性があって、いろんな時代が交錯しながらストーリーが進んでいきます。原作を読んで何となくの展開は知っているので、まずは礼菜という役を丁寧に演じていきたいです。

――原作を読まれたのですね。読み終えていかがでしたか?

衝撃でした。原作を読んだのは、1・2話の台本を読んでからです。今回のドラマでは祐介に焦点を当てていきますが、原作は遠藤さん演じる柳瀬の話が丁寧に描かれていて。柳瀬の気持ちを考えたときに、すごく「つらいな…」と思いました。

――共演する滝沢秀明さんには、どのような印象がありますか?

今回初めての共演ですが、以前出演されていた「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」(2001年、フジテレビ系)のパティシエ役が印象的です。

再放送も見ていました。滝沢さんは、ずっと変わらないですよね。人は老けるものなのに、滝沢さんはあの頃からずっと変わらないままで、もはや怖いとすら思ってしまうほど(笑)。ずっと美しい顔立ちのイメージを持たれるってすごいことだなと思います。

――今後、祐介と礼菜は恋愛関係になっていくのでしょうか?

そういうこともあるだろうと思っています。滝沢さんは私より年上で、大人の対応をしてくださいそうなので、全体を通して胸をお借りするつもりで演じていきたいです。

――最後に、ドラマの見どころなどをお願いします。

“家族愛”がテーマの一つでもあります。そこをうまく表現することを一つの目標に、共演者やスタッフの方たちと頑張っていきたいです。

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