オリジナル作品である本作の脚本を読んだ佐野は、「読み進めていくうちに、今ある現状を受け入れることの大切に気付いた。不甲斐ない僕だし不甲斐ない海斗だけれど、真摯に向き合って臨んでいけたらと思います。そして、『陸王』に続き、またランナー役ができるので、体力作りを持続させています」と笑顔。
相楽は「個人的にあの後悔がなければ、今どんな人生になっているだろう?と考えることはあります。ストーリーの中で、私一人の行動によって変わってしまう世界があったりするので、現実と理想の間で悩んでいる海斗の苦悩はすごく理解できました。私が演じる真里乃は、海斗の駄目なところも背中を押して応援したり叱ったりと、きちんと彼に向き合っている彼女です。そして、愛媛には神秘的な景色のところも多そうなので、そのような場所で撮影できるのが楽しみです」と語った。
出身地の映画化を喜んだ水樹は、「歴史のあるものもたくさん残っている場所ですし、地元に住んでいたからわかるレアなスポットもあるので、どこをフューチャーして物語にしてくれるのだろうと思っていましたが、脚本を読んでなるほどと納得しました。子供の頃、慣れ親しんだ街が全てストーリーに落とし込まれていて感動しました。先週からデモテープ会議も始まりましたので、いま主題歌の制作を全力で頑張っています!」と地元愛を述べながら、楽曲制作への意欲をみせた。
オリジナルストーリーの脚本にも参加した大森監督は、これから撮影に入るにあたり天気の心配をされると「今までの全ての作品、晴れ続きです。前作は6月の梅雨の時期ど真ん中に撮影しましたが、全て晴れでした!」と、一同の不安を一層した。
最後に佐野が「これから準備して、すてきな作品を作って、皆さんに前向きな気持ちになっていただける映画になればと思っております。楽しみにしていてください。」と決意を向けた。
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