台湾に短期留学した経験を持つ“国際派女優”桜庭ななみが、中国人俳優のチャン・ハンユーと福山雅治がW主演を務める、2月9日(金)公開の香港・中国合作映画「マンハント」に出演。新人刑事・百田里香を演じている。
本作の監督であるジョン・ウーの作品に出てみたかったと話す桜庭が、憧れだった撮影現場で感じたことや役作り秘話、ちょっぴりドジでかわいらしい(?)エピソードを披露した。
――撮影を振り返ってみていかがですか?
映画を撮影したのは1年以上前になるんですけど、ジョン・ウー監督の現場にいられたことは自分の中で “宝物”になりました。
――女優として貴重な体験をしたんですね?
世界のジョン・ウー監督の現場の雰囲気を肌で感じたり、素晴らしい俳優さんたちとご一緒できた時間は私にとってかけがえのないものです。
――ジョン・ウー作品の印象は?
男の中の男たちのアクション映画というイメージです。男同士の友情が描かれる中で、女性のきらびやかさも印象的。いつか、自分も出てみたいなと思っていました。
――出演することになったきっかけはオーディションですか?
監督と面接をしました。その時は役も分からない段階で、中国語であいさつをしたり、趣味についてお話をしたり…、役についての話が特になかったので、ダメだったなと。
自信も確信もないまま、それから1カ月近く空いたこともあって、もう完全に諦めていました(笑)。
――ところが、見事に新人刑事という役を射止め、出演が決まりました。
すごくうれしかったです。今回のためというわけではなかったんですけど、いつかこういう作品に携わることができたらいいなと思いながら、中国語などを勉強していたところもあるので、大きなご褒美をもらえたような気がしました。
――念願のジョン・ウー作品に出演して、印象に残っていることは?
監督は、演技の指導をするというよりは、俳優陣のお芝居を尊重してくださる方で、優しく見守ってくださるんです。表情で「良かったよ」って伝えてくださるので、緊張はしていましたけどとても演じやすかったです。
監督のうれしそうな表情がいっぱい見られて、居心地のいい現場でした。
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