映画「誰かが私にキスをした」の公開直前試写会が、3月24日、都内で行われ、主演の堀北真希と、ハンス・カノーザ監督、主題歌を歌うKylee(カイリー)が舞台あいさつを行った。
本作は、事故で4年間の記憶をなくした女子高校生・ナオミ(堀北)と、彼女の恋人だというエース(アントン・イェルチン)、彼女が事故に遭った時に病院まで付き添ったユウジ(松山ケンイチ)、彼女の親友だというミライ(手越祐也)の4人の四角関係を描いたラブ・ストーリー。
堀北は「撮影したのが1年以上前なんですが、いろいろ勉強させてもらった映画でした」と当時を振り返った。実際のインターナショナルスクールを使っての撮影には、「わたしの想像とは違いましたね。初めて行ったんですが、リアルな空気が伝わってきて、とても演じやすかったです」と初めての体験を楽しんだ様子。また、せりふの大半が英語だったが、「本番で間違えて笑われたりして恥ずかしかったです」と照れた。作品の印象については、「すごく繊細な映画で、見たら恋がしたくなるんじゃないかなと思います」と笑顔でPRした。
カノーザ監督は堀北について、「わたしからのお願いをすべてやってもらったので、誇りに思っています。中でもワイヤースタントで飛んでいくシーンがあるんですが、そのシーンを見て“スーパーマキ”というあだ名を付けました」と現場でのエピソードを語った。それを聞いた堀北は「自分で髪を切るシーンとか初めてやることもあったんですけど、“スーパーマキ”って言われちゃったので何でもこなさなきゃなという気持ちで頑張りました」とあだ名の意外な効果を語り、会場を笑わせた。
また、本作の主題歌「キミがいるから」で24日に歌手デビューしたKyleeが主題歌を披露。堀北は「歌詞がすてきで、スーっと心に響いて鳥肌立っちゃいました」と絶賛した。
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