――普段から熱さを出すタイプですか?
心の中では熱く燃えていても自分の思っていることをあまり口に出して語らないので、熱さが伝わりにくいタイプかもしれません。なので、役ではとにかく思いきり熱さを表現したいです。
――快盗戦隊ルパンレンジャーと警察戦隊パトレンジャー役の6人とはどんな仲間になれそうですか?
すでにプライベートでも仲が良くて、グループラインも作りました。パトレンの3人はみんな二十歳を超えていて、ルパンは未成年が2人いるので平均年齢は低いのですが、彼らのほうが断然大人で(笑)僕らがはっちゃけて現場でふざけているのを彼らは一歩引いて見ている感じなんです。年齢が上なので僕らのほうがしっかりしなくてはいけないんですけどね。
――テレビドラマは2015年に出演した「お兄ちゃん、ガチャ」(日本テレビ系)ぶりということで久しぶりのドラマ現場ですね。
すごく楽しいです。昔からテレビっ子でドラマをたくさん観てきたので、まさか自分がドラマに出られる側になれるなんて思いもしなかったですから。
――ちなみにどんなドラマがお好きですか?
小泉今日子さんと中井貴一さんが出演されていた「最後から二番目の恋」(フジテレビ系・2012年)が好きです。高校生くらいのときに見ていたんですが、中井貴一さんのお芝居がとにかく素晴らしくて。完全に役として存在していて、セリフとは思えないくらいナチュラルなセリフの数々にグッと引き込まれました。とても尊敬している役者さんです。
――目指す役者像も中井貴一さんでしょうか?
そうですね。若い頃はイケメンキャラを演じていたけど、年を重ねるごとにだんだんと大人の役など、いろんな役に挑まれている小栗旬さんも憧れの存在です。様々な役どころに挑戦するうちに最終的には中井貴一さんのような大人の渋い役者さんになるのが目標です。
――スカウトがきっかけでデビューして8年目ということですが、これまでお仕事してきて印象に残っている言葉はありますか?
大学1、2年生のとき、演出家の鈴木勝秀さんとお仕事をさせていただいたときに言われた言葉が印象的です。僕は声がハスキーなのがコンプレックスだったんですけど、鈴木さんに「お前にしかない特徴だから、プラスに捉えて大切にしていけばいい」と言っていただいて。悩んでいた気持ちが吹き飛んで、自分の声に自信を持てるようになりました。
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