4年に1度の冬のスポーツの祭典、平昌オリンピックが開幕した。最高の舞台で、世界トップクラスの実力を発揮する選手たち。そんな彼らの中には、マルチな才能の持ち主や日本を守る”二刀流アスリート”も!
“二刀流アスリート”といえば、プロ野球日本ハムを経て今季から米大リーグ・エンゼルスでプレーすることが決まっている大谷翔平が有名だ。大谷は14日(日本時間15日)からのメジャーキャンプに参加する。投手としても打者としてもプロの世界で結果を残してきた大谷に今、世界の注目が集まっている。
各競技を極めたアスリートたちが顔をそろえる平昌オリンピックでも、複数の種目に挑んでいたり、競技者とは別の顔を持っていたりと世界から注目される”二刀流アスリート”が存在する。スケート競技2種目に挑むスーパー女子高生、任務の傍らメダルを目指す女性自衛官、女王として君臨する一方、料理マスターとしても名をはせる天才スキーヤーなど、マルチな才能を発揮する”二刀流”の選手たちをチェック!
ショートトラックとスピードスケートをこなす神長汐音(かみながしおね)は、学業のかたわら2種目に挑戦中。
実は、ショートトラックとスピードスケートは別の種目。ショートトラックに使われるトラックの1周の長さはスピードスケートの約4分の1。また、スピードスケートは内側と外側のダブルトラックとなっている点や、ショートトラックは順位を競うがスピードスケートはタイムを競うなど、かなりの違いがある。使用するスケート靴やウェアにも違った特徴があるという。
神長は、今大会はショートトラック1本での出場となったが、まだまだ伸びしろたっぷりの18歳。4年後の北京大会はダブル出場を目指し奮闘を続ける。
3季連続でW杯回転総合優勝を果たした米国の若き天才スキーヤー。輝かしい競技生活を支えるのが徹底した自己管理。体作りのために率先して行う料理の腕前も一流で、料理本を出版したことも。
バイアスロン女子日本代表に選ばれた立崎芙由子(たちざきふゆこ)、田中友理恵(たなかゆりえ)、三橋李奈(みつはしりな)、古谷沙理(ふるやさり)、蜂須賀明香(はちすかあすか)は、いずれも自衛隊所属。普段の任務や訓練で鍛え上げた肉体と精神力を武器に、上位進出を目指す!
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