佐藤永典「変わってない」須藤茉麻、竹達彩奈ら7年ぶり再結集

2018/02/12 07:02 配信

映画

映画「やっさだるマン」の完成披露試写会が、2月11日に都内で行われ、佐藤永典須藤茉麻竹達彩奈、やっさだるマン、大森研一監督が、舞台あいさつの前に囲み取材に応じた。

囲み取材に応じた大森研一監督、竹達彩奈、佐藤永典、須藤茉麻、やっさだるマン(写真左から)


同作品は、広島・三原市を舞台に、人気低迷の同市公式マスコットキャラクター・やっさだるマンのゆるキャラグランプリ上位を目指すべく奮闘する、市役所の若者たちの青春ストーリー。大森監督がメガホンを取り、主要キャストは大森監督の長編映画デビュー作である映画「ライトノベルの楽しい書き方」(2010年)のメンバーが再結集した。

佐藤は「やっと7年ぶりにそろってできるうれしさもあったし、前からやりたいという話は監督から聞いていたので、実現し、やっと今日たくさんの方に見ていただけるというのが本当にうれしい。空き時間の(3人の)感じなどは(7年前と)全く変わっていないですね」と喜ぶ。

須藤は「私がお芝居を好きになるきっかけが『ライトノベルの楽しい書き方』だったので、7年たって同じメンバー再結集して作品を作れたことはうれしくもあります。私はスクリーン作品に出演するのが6年ぶりということで緊張していますが、楽しい映画になっていると思います。オール三原ロケだったので、作品はもちろん、三原の良さも伝えていければいいな」と話した。

やっさだるマンのコメントは劇中と同じように須藤茉麻が通訳


また、竹達の実写映画出演は「ライトノベルの楽しい書き方」以来7年ぶりとなる。「私は普段、声優の仕事をしているんですけど、自分の体一つでお芝居をさせていただける機会をいただけて、大変貴重な経験をさせていただき、それを皆さんに見ていただけるのは緊張もしますけど、本当に楽しんでいただける作品だと思いますので、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。3人それぞれがいろいろな場所で活動して、経験を積んで、役者としてよりレベルアップして帰ってこられたかな」と公開が待ち切れない様子。

大森監督は「7年前の作品で3人と出会ったんですけど、その後もちょこちょこと会っていて、いつか再結集して映画を撮れたらいいねぇって話をしていて、3人が順調にそれぞれの道を歩んで、7年ぶりに再結集しました。今回、完全オリジナル脚本なんですけど、3人それぞれのバランスや距離感、それぞれのキャラクターに特性を持たせて、すてきな映画ができたと思っています」とPRした。

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「三原の魅力」について質問が飛ぶと、佐藤は「空気がきれい」と返答。すると、直前の個別取材で答えた自身の意見を横取りされた須藤が、「私が言った言葉じゃないですか!」とツッコみを入れるなど、仲の良さを見せる。

一方、須藤は「撮影の待ち時間が多いと外に出たりするんですけど、三原市の皆さんが本当に優しくて、温かく話し掛けてくださる方が多かったので、救われたなって思います」と、三原市民の温かさに感動したという。

竹達は「自然がとてもきれいで、海や山、すてきな街並みに囲まれながら撮影させていただいたんですけど、何よりやっさだるマンというキャラクターが生まれたことが、一番の魅力じゃないかと思います」と、この日のために上京したやっさだるマンをフォロー。

やっさだるマンは、通訳・須藤を介し「有名になるチャンス。この映画を見ていいなと思ったら、ゆるキャラグランプリで投票してください」と頭を下げた。

大森監督は「新幹線も停まりますし、目の前には港があり、飛行場もある。コンパクトでありながら、映画の武器となるきれいな景色があります。それを映画に放り込まさせていただいています。東京からすっと行ける距離にありますし、映画を見た後に三原を楽しんでもらいたいと思います」と三原の魅力を語り、やっさだるマンも「僕に会いに三原まで遊びに来てほしい!」と呼び掛けた。