今年で45回目を迎える「全国統一防火標語・防火ポスター」の記者発表会が24日、都内で行われ、本年度の防火ポスターモデルに起用された忽那汐里が出席した。
社団法人 日本損害保険協会は毎年、総務省消防庁との共催により「全国統一防火標語」を募集。今年は女優の壇ふみらが選考委員を務め、入選作品には応募総数55390点の中から富山県・男性の「『消したかな』あなたを守る 合言葉」が選ばれた。
防火ポスターのモデルには、過去に新人タレント時代の松田聖子や柴咲コウ、上戸彩などが起用されており、人気タレントへの登竜門として知られている。忽那をポスターモデルに起用した理由について、社団法人 日本損害保険協会常務理事の栗山泰史氏は「はつらつとした笑顔や、まじめで芯の通った清潔感のあるイメージは、防火の必要性を訴えるのにピッタリだと考えました」と語り、忽那は「大切なイメージを任せていただいたことは、すごくうれしいです。これから頑張ります」と意気込んだ。
また、防火対策について忽那は「消したかなっていう単純なことの積み重ねが大切だと思います。家では母の料理の手伝いをするのですが、ガスの元栓は必ず消すようにしていますし、特に揚げ物に注意しています。皆さんも気を付けてください！」と注意を促した。さらに、オーストラリアで過ごしたことがある忽那は、山火事を経験したことがあるようで、「よく山火事がありましたね。学校の周りも森だったので、山火事があると蛇とか動物が降りてきて怖かったです」と自身の体験談を交え、火災の怖さを語った
最後に、記者から「（自身の）恋の炎は燃えている？」と聞かれると、忽那は「事務所に駄目と言われているので、25歳までは燃えません」とキッパリ答えた。
なお、今回発表されたポスターは4月から約46万枚が消防庁に寄贈され、全国各地の公共機関に掲示される予定。