2月13日(火)放送の「FINAL CUT」(夜9:00-9:54、フジテレビ系)第6話に、中村倫也がゲスト出演する。
同ドラマは、メディアによって母親を殺された男・慶介(亀梨和也)による復讐(しゅう)劇。
中村は、美人料理研究家で恋人の柴みちる(今野杏南)が殺害されたことで、メディアから”疑惑の人物”として追われる矢口透を演じる。メディアからの取材攻勢だけでなく、一般人からもSNSの投稿によって居場所などが特定され、追い込まれた矢口は、メディア被害の相談を受けるサイトを運営する慶介の前に姿を現す。
無実を訴え、もう会えな恋人への思いを吐露する矢口に、12年前の自分を重ねた慶介は、力になることを約束。
矢口を演じるにあたり中村は、「被害者ではあるんですが、そこだけに収まるのではなく、『えん罪やメディア被害がこういう風に生まれるんだ』という過程をしっかり表現できたらなと思っています」とコメント。
さらに、「この仕事をしていると慣れっこなんですが、ネットで自分のことが書かれてどんどん追い込まれていく矢口に対して、『そりゃ怖いよな』と改めて感じて、どんな気分になるかを一から考え直しました。芸能人になってマヒしているところを一回洗い直せた感じがします」と明かした。
また、第6話では「ザ・プレミアワイド」の百々瀬(藤木直人)が、これまで”ファイルカット”を突きつけられてきた井出(杉本哲太)らを集め、慶介を調べるように命ずる。そのうえ、雪子(栗山千明)と若葉(橋本環奈)の姉妹にも目的を見破られてしまい、これまで素性を隠して復讐(しゅう)を遂行してきた慶介も、次第に追い詰められていく。
第5話のラストで慶介との直接対決をした百々瀬役の藤木は、今後のみどころについて「12年前の報道では慶介の母を犯人ではないかとセンセーショナルに報じて、死に追いやり、そして第5話では慶介に『死んでくれて最高の、この上ない幕切れじゃないか』と、まるで『あえて怒らせているのでは?』と思わせるようなセリフも放っています。
その彼の信念やコアの部分に、果たして何があるのか?また、慶介が復讐(しゅう)を完遂したとすれば、慶介にとって本当に満足感を得られる結果となっているのか。そして、その時の慶介の表情を、僕も今から楽しみにしています」と語った。
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