錦戸亮、大好物の米を贈られ「明太子と一緒に食べたい」

2018/02/14 06:30 配信

映画

ロケ地・富山県産の米計80kgが贈られ、錦戸亮(中央)らはビックリ(C)2018『羊の木』製作委員会 (C)山上たつひこ、いがらしみきお/講談社 

2月3日に公開された錦戸亮主演映画「羊の木」は、213スクリーンで公開を迎えてから9日間で、興行収入3億6500万円突破。実に28万人動員する、大ヒットを記録し、2月13日に東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで主演の錦戸、共演の木村文乃吉田大八監督登壇の大ヒット御礼舞台あいさつが行われた。

寂れた港町を舞台に、国家の極秘プロジェクトとして殺人を犯した元受刑者である男女6人を受け入れをきっかけに町の日常が変化していく様が描かれる本作で、錦戸は思いがけず「元殺人犯」たちの受け入れを担当する気の良い市役所職員を演じる。

作品に漂う不穏な空気、途切れることのない緊張感、そして想像を超える衝撃と希望のラスト。人間の本性をあぶりだす極限のヒューマン・サスペンスに仕上がっている。

そんな、“度重なる衝撃の展開がある映画”「羊の木」にちなみ、この日は“度重なるサプライズ”演出を実施。第一のサプライズとして、錦戸が一般客に交じって本編を鑑賞した。まさかの客席から壇上への登壇に、会場はファンによる黄色い歓声で包まれた。

大きなスクリーンで本作を見たのは初めてという錦戸は「サプライズになりましたか? たぶん誰も気付いていなかったと思う。でもそれは映画に集中されていたということですね」と満更でもない表情を浮かべた。

一方、木村は出演中のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」(TBS系)のキャスト・スタッフから「見たよ」と言われることがあるそうで、「大ヒットってこういうことなんだと思った。とてもステキな作品に参加できてうれしい」と周囲の反響を明かす。

さらに、公開後16回の舞台あいさつを敢行した吉田監督は「どの会場も熱い。客席からも手が上がってとてもいい質問も出た」と全国的な広がりを肌で感じたよう。

そしてサプライズ第二弾として、米が大好きな錦戸&木村にロケ地・富山県産の米計80kgがプレゼントされるといううれしいもの。

壇上に運ばれた、うず高く積まれた米袋に「爆発するんとちゃうん?」とドッキリをおびえる錦戸だったが「吉田監督に40kg、僕と木村さんで20kg、20kgでどうですか?」と分け前を計算しつつ、「明太子と一緒に食べたい」とニヤリ。

Instagramでの“ふみ飯”が話題になるなど、料理好きで知られる木村も「つい数日前に母がおいしい筋子を送ってくれたので、それで食べたい」とうれしそうな笑みを浮かべた。