原美術館に入って、まず目に飛び込んできたのは、アメリカを代表する現代抽象表現主義の画家ジャクソン・ポロックの作品「黒・白・茶」。初めて味わう現代アートに、佐々木は「(深い“黒”から、作家の)苦しみや葛藤が伝わってくる…」と素直な感想をぶつける。
続いて現れた作品は、昨年国立新美術館で開かれた個展の盛況ぶりも記憶に新しい、草間彌生の作品「自己消滅」。ゴッホの生涯を意識しながら並べて展示したという、三木富雄「Ear1972 WA32」と共に味わうことで、美術における「キュレーション」の重要さを実感していく。
新鮮な驚きを繰り返しつつ館内を回りながら、この配信回ラストの作品でもある李禹煥の作品「線より」を見た佐々木は、毎日繰り返される「ももクロ」のライブ活動に引き寄せて、この抽象絵画に対する印象を語る。
さらに、同時配信される第2回では、奈良美智やその活動を描いたドキュメンタリーが米アカデミー賞にもノミネートされた、篠原有司男の作品などと触れ合う。
第1、2回の配信を前に、佐々木は「決して大き過ぎることもなく温かみを感じる、初めて味わうゆったりとした美術館で(館内を回りながら)すごく心が癒やされました。次回(第3回)の配信には、さらに心を動かされたアートパフォーマンスが登場するので、楽しみにしてください」とコメントを寄せた
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