AGC旭硝子では、創立110周年を記念してWEBショートムービー「言えなかった男篇」を制作。同ムービーが、現在YouTube内AGC公式チャンネルや、特設サイトにて公開されている。
1907年に創立し、創立110周年を迎えたAGC旭硝子は、この度多種多様な事業領域をグローバルに展開し、世界の暮らしを支えている同社の活動を紹介する特設サイトをオープン。
「なんでもないから、とんでもないまで。」をキャッチコピーに、「作っている製品が『とんでもない』」、「働いている社員が『とんでもない』」、「受け継がれる信念が『とんでもない』」という3つのトピックスで、同社の魅力を伝えている。
その一環として制作された今回のWEBムービーは、社内のヒアリングを通して生まれた“一言ではいえない会社”というテーマの下、さまざまな素材で世界の暮らしを支えているAGCのメッセージを表現。
ひょんなことから事件に巻き込まれた同社の社員に中村倫也が扮し、「何の会社でどんな仕事をしているのか」という問いに簡潔に答えようと、試行錯誤するさまをコミカルに描いていく。また、三浦誠己や清水葉月、松浦佐知子といった実力派俳優も続々と登場。彼らがどんな役柄で出演するのかも注目だ。
撮影では、ミュージカルでソロパートもこなす中村が、美しく力強い歌声とエネルギッシュなパフォーマンスを披露する場面も。カメラのアングルやサイズを変えながら、計40回以上のテイクを重ねて歌いまくった中村に、スタッフやエキストラからは盛大な拍手が贈られた。
歌唱シーンについて、中村は「きれいに歌い上げることよりも、音程やリズムが多少よれたり、外れたりしてもいいから、とにかく周りを説得しようという強い思いで歌ってほしいと言われていました。
ミュージカルの発声とかコントロールの仕方とは違うところで、荒削りさを出さないといけませんでした」とコメント。また、歌唱シーンの振りつけも自らアイデアを出すなど、熱唱の裏に隠された努力を明かした。
そして、「僕は歌唱シーンの“ビバ!わからない”という歌詞に共感しました。役者という仕事も、イメージを持たれると思うんですけど、中村倫也という俳優が自分でもよく分からないし、最終的に僕は『何なのか分からないよね』と言われるような俳優になりたいと思っています。
今回のWEBムービーは、分からないものを楽しむ、大人の余裕が感じられる作品になっています。僕が演じた主人公も、終始“謎の人物”になっているので、そこを通じてAGCさんに興味を持っていただけたらと思います」と、視聴者へのメッセージを語った。
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