――その後、最大の戦いシーンがありました。10人ものすご腕の男達を相手にひとりで立ち向かう、あのロングのアクションはいかがでしたか?
ああ、でも、オンエアで見るとすごくあっと言う間だったんですけど、撮影していると、カメラアングルとか相手の方とのタイミングだったりとか、正しいちゃんとした形を決めるのに何回も撮りなおしたりしていました。終わった後は、本当に「うわーーー!」って感じでした。菜美のあの叫びは、私自身のリアルな叫びでもあったかなと思います。
――戦いを終え、家に帰ってきたあとで、衝撃のラストシーンが待っていたわけですが。あのシーンは率直にどのような感想をお持ちになりましたか?
あそこは結構、賛否両論があったそうですが。私も、最初聞いたときは正直「え、そんな終わり方?」って思ったんです。でも、菜美っていうのは本当にすごく強い女性で、あの場面でもニヤッと笑って、やっぱり愛してる、みたいな。その発想が、なんかこの人、とても好きだなって思いました。普通じゃなくて、やっぱりカッコいいなって。最後、旦那さんから銃口を向けられるんですけど、やっとこの人が本気になってくれたってこと。それまでずっと、夜の営みがないとかなんとか1話から言っていたことが、ここにつながっていたんだ!と思って。この2人のやりとりが日本のドラマっぽくなくて、カッコいいですよね。
――含みを持たせるラストだったので、もしかして続編もアリなのかなと?
どうでしょうかね。なんかニュースとか出ていますけど、何も決まってないと思います。
――でも、また綾瀬さんのアクションが見たいです。クイクイッて手でしながら「おいでおいで」とかしてほしい(笑)。
フフフ、おいでおいで。そうですね。ありがとうございます!
取材・文/吉野千絵
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