新山詩織「私にとって音楽は彼氏のような存在でした」デビュー5周年ツアーファイナル!

2018/02/15 21:30 配信

音楽

新山詩織が美しい歌声を響かせた

新山は雪女?


中盤はバンドメンバーとの会話を交えつつ、特別編成で繰り広げられるコーナーへ。まずはキーボードの山本健太の伴奏に乗せ、ミディアムチューン「ありがとう」に。

MCでは「『ファインダーの向こう』ツアーの時も猛吹雪だったし、今回もリハの初日が大雪の次の日で。誰なんだろう、雨男、雪女は?」という山本に、「私は自称“晴れ女”をずっと言い続けてきたんですけど、確か私が生まれたのが大雪の日だったと両親に聞いたことを、ふと思い出しました」と新山は返し、ほっこりとしたムードに。

それを受け、山本は「埼玉出身で、その確率はアウトでしょ!」とツッコミを入れ、場内は大きな笑いに包まれた。

2番手はギターの金子健太郎と新山のアコギ2本により、アコースティック編成で演奏するのは初めてという「隣の行方」。

青春の情景を呼び起こす、ほろ苦くて甘酸っぱいナンバーに手拍子が自然と折り重なる。金子が「どの会場のお客さまも温かくて、こちらも楽しくなるような雰囲気を作ってくれる」と感謝を述べると、客席からも「ありがとう!」の声が返ってきた。

ラストはドラムの橋谷田真、ベースの柳原旭の“リズム隊”2人と新山のエレキギターという初のトリオ編成で、「もう、行かなくちゃ。」を。デビュー当初からの付き合いとなる橋谷田と柳原は、「感慨深い!」と懐かしそうに当時を振り返った。

バンドメンバーとの和やかなコーナーの後、ステージには再びスクリーンが登場。ライブのリハ風景の映像に乗せて、「バンドは特別楽しい感じがあります」とライブやバンドに対する思いを語る、新山のインタビュー映像が映し出された。