伊坂幸太郎の同名小説を映像化した「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」(WOWOWプライム)が、2月17日に放送開始した。伊坂作品が連続ドラマ化されるのは今回が初。主人公・星野一彦を高良健吾、謎のヒロイン・繭美を城田優が演じる。
インタビュー後編では、共演女優陣や見どころについて聞いた。
――5股を掛けられる彼女役に、石橋杏奈さん、板谷由夏さん、前田敦子さん、臼田あさ美さん、関めぐみさんが登場します。
高良:優くんのおかげで、いろいろな人と結構しゃべることができました。
城田:たまたま全員面識があったんですよ。だから久しぶり~みたいな感じですっとやっていました。役もグイグイいく役だったので(笑)。
――繭美を含め、6人の女性が登場するわけですが、お二人から見た時にどの女性に一番引かれますか?
高良:6話(最終話)まで見ていただければ分かると思うんですけど、繭美に引かれていくかな。繭美は、自分たちが思っていても言えないことを代弁してくれたりするんですよね。
そういうところも含めて6話まで見ると、たぶんみんな繭美が好きになるんじゃないかなと思います。意外と星野のわがままも付き合ってくれて。
城田:意外と言うこと聞くよね(笑)。
高良:そうそう。実はピュアだしね。だから6話分見ると付き合うとかではなくて、人として僕自身が好きなのは繭美。
城田:俺は付き合うとしたら、繭美は絶対無理(笑)。みんな違う個性があって、それぞれ色が違うんですけど…3話に登場するユミ(前田)も面白いですよ(笑)。ぶっ飛び過ぎていて絶対に付き合えないですけど、ユミは人と合わせなきゃとか協調性とかというものは一切関係ないというか、120%自分!という人で、意味が分からないんですけど魅力的ですね。
高良:繭美が一番振り回されたのがユミだよね。
――作品では女性との出会いと別れが描かれていますが、お二人にとって印象的だった出会いや別れはありますか?
高良:出会いも別れもたくさんありますけど、19歳の時に森監督と出会ったというのはやっぱり大きかったんだと思いますよ。だからこういう気持ちで「バイバイ、ブラックバード」もできたんだと思います。すごく特別です。
城田:出会いだけではないけど、僕は別れはだいたいいつも印象的ですね。とても悲しいものであるのと同時に、自分がまた変わるというか強くなるし、印象的なものを一つピックアップというか、毎回別れがあるとそこから学びますよね。
高良:別れでしか学べないことがあるよね。
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