――NBAの魅力は何でしょう?
プレーの部分だけではなく、選手たちの言動を見ていると、NBAの舞台に立つ選手一人一人が、フランチャイズやファンとの関係性などさまざまな部分において、人生を生きることに対しての意識が高いように感じています。「プロフェッショナルとは何なのか」というのが詰まっているのがNBAであって、それを感じさせてもらっています。舞台は違うけれども、同じエンターテインメントで生きる人間として、さまざまなインスピレーションを受けています。
――本当にバスケットボールが大好きなんですね。
両親が指導者だった事もあり、バスケと共に時間を過ごしてきました。小さいころから染みついているので、自分の中でバスケは衣食住と同じくらいの存在です。普段もジーンズよりもスウェットの方が気持ちが楽なので、バスケが自分の体の中に根付いているのは間違いありません。
日本でもBリーグが誕生して、バスケ自体が少しずつ注目を浴びていますが、NBAの中に存在しているプロフェッショナルな部分は非常に見習う部分が多いと感じています。それを学んで日本のバスケ界が前に進んで、よりプロスポーツとして盛り上がってほしい。そして、2020年の東京オリンピックで、NBAのスター選手たちと日本代表が同じコートに立っている姿をぜひ見たいですね。
そういう意味でも今からたくさんの人にバスケを見てもらいたいですし、実際アリーナに足を運んでほしいなと思っています。分からないものを見るというのは非常に勇気が必要だと思っています。ルールとか難しい部分を考えると足が遠のいてしまうので、気軽な気持ちで一度バスケを見てほしいです。バスケには音楽やファッションなどの要素も詰まっていて、さまざまなカルチャーと結びついていると思っています。体感すれば、必ず楽しめると思います。
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