アニメ「四畳半神話大系」から声優のコメントが到着!「シュールで癖になりそう」

2010/04/01 18:57 配信

アニメ 芸能一般

コメントを寄せたメーンキャスト一同(C)四畳半主義者の会

4月22日(木)からフジテレビ“ノイタミナ”ほかで放送がスタートするアニメ「四畳半神話大系」のアフレコ収録現場から、出演声優の浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行、藤原啓治、諏訪部順一、甲斐田裕子のコメントが到着した。

本作は、森見登美彦による小説「四畳半神話大系」(太田出版、角川文庫刊)を原作とし、シリーズ構成・脚本を劇団「ヨーロッパ企画」主宰の上田誠、キャラクター原案をイラストレーターの中村佑介が務める話題作。大学3年生の主人公(声:浅沼)が、1年生の時に4つのサークルを選ぶところから始まり、選んだサークルによってその後の学生生活がどう変わるかを4つの平行世界で語るという物語だ。

主人公役の浅沼は「この作品はPVと文学とアニメが手を取り合って、お互いの個性を出し合っているといった印象です。ポップでシュールなビジュアル、シニカルな笑いがとっても癖になりそう」とその魅力を語る。ヒロイン・明石さん役の坂本は「森見さんの小説がもともと好きでしたので、この作品に参加させていただけてとてもうれしいです。アニメでも独特のせりふ回しや全体的なテンポ感が、原作のイメージをそのまま残して表現されていると思います」と原作ファンならではの視点で魅力を語った。また、黒髪でクールな雰囲気を持つヒロインについては、「他人の気がしないくらい私自身と似ているところの多い役柄です」と共感しているようだ。

役柄との共通点については歯科衛生士・刃貫さん役の甲斐田も「わたしの役は大酒飲みで酔うと人の顔をなめるそうです。私もお酒は好きです。人の顔はなめないけれど…いろいろ近いものを感じます」とのこと。映画サークルの会長・城ヶ崎先輩役の諏訪部は作品が描く“大学生の青春”という内容に共感したようで、「自分も大学生のころに抱えていた何とも言えないモヤモヤ、持て余してるフラストレーションに共感しきりで(笑)。毎回、ノスタルジックな気分を味わっています」とコメントした。

アニメ界のみならず演劇界からも才能あるスタッフを招いて作られている本作。主人公の友人・小津役の吉野は「作品をはじめ、一癖も二癖もあるメンバーで作ってる。そういうイメージを受けました。原作を読まれた方もそうでない方も楽しめる作品だと思います」と期待を口に。大学八回生・樋口さん役の藤原は「出演者全員に共通する超早口。作品世界にはひかれつつも強いプレッシャーにさいなまれている今現在の藤原でありました」と文学的な言い回しで期待と不安を語った。