深川麻衣がサプライズに涙「感謝したいことがいっぱい」

2018/02/18 16:05 配信

映画

映画「パンとバスと2度目のハツコイ」初日舞台あいさつに登壇した山下健二郎、深川麻衣、今泉力哉監督(写真左から)(C)2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会


映画「パンとバスと2度目のハツコイ」初日舞台あいさつが2月17日に都内で行われ、映画初出演にして初主演を務めた深川麻衣の他、三代目 J Soul Brothers・山下健二郎今泉力哉監督が登壇した。

深川は、初日を迎えたことに「撮影が終わった当初は公開まで結構時間があるなと思っていましたが、あっという間に公開してしまいました。こうして初日のあいさつに立って、いよいよなんだと実感しています」と感慨深げに語り、「自分にとっては一生に一回の初出演、初主演の作品となって、本当にいい思い出となりました。今まで、自分の人生のターニングポイントというものが何回もありましたが、この作品も何年後かに振り返った時に自分のターニングポイントとして残り続けると思います」と心境を語った。

「いよいよなんだと実感しています」と公開初日を喜ぶ深川麻衣(C)2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会


山下は「この作品を通して、いろいろな結婚観や恋愛観があるんだなと思いました。僕にとっては演じたことのない役を演じさせてもらい、自信に繋がりました」と本作への思いを明かした。

また、今泉監督は「撮影前に深川さんと1時間ほど話して、そこからキャラクターや設定を作っていった」と撮影裏話を吐露。「キラキラした恋愛映画ではなく、現実に寄った、もっとリアルな日常に寄り添った恋愛映画を撮りたかった。何かを諦めたり、何かをやめたりしてしまっても、そういったいろいろな形の生き方がある。そういう生き方を肯定したいと思ってこの映画を作り上げました」と振り返った。

深川麻衣はサプライズの手紙で涙を流す(C)2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会


また、本作に携わったスタッフ一同を代表して、監督からの感謝の手紙がサプライズで読まれると、深川は感激した様子を見せた。

「パンバスチームにとって、深川さんは「頼れる大きな背中」です。『パンバス』の主演が深川麻衣さんでよかったです。」といった賛辞が贈られたこに対し、深川は「ビックリしました! 初めての映画の撮影で、私のせいで作品を壊してしまったらどうしようと不安だらけだった」と述懐。

さらに、「山下さんや今泉監督が優しく助けてくれて救われたことがたくさんありました。私こそ皆さんに感謝したいことがいっぱいです」と思わず目から流れる涙を拭う一幕も。驚きの表情とともに、涙をにじませながら感謝を伝えた深川は、最後に「皆さんの感想が楽しみなようでちょっと怖いです(笑)」と涙を拭い笑顔で答え、それを受けた山下は「新しい形の恋愛映画となっていて、見て下さった皆さんの意見がこの作品への答えだと思っています」と語った。