はるな愛が「がんばろう!日本 2018」応援団長に就任「東北は大好きな場所!」

2018/02/28 13:00 配信

バラエティー

「『心』という字をハートで書きました。旅先で人と触れ合い、心を通わせるのが本当の旅だと思います。忘れていた温かい心が東北にはいっぱいあります」と色紙に込めた思いを披露

CS放送の旅チャンネルが2011年から番組を通して東北の復興を応援してきた東北復興観光応援企画「がんばろう!日本」。被災地域の復興につながるよう、今年も東北各地域を紹介する旅番組を3月に特別編成する。今回、その取り組みの応援団長に就任したはるな愛が抱負と支援への思いを語った。

「がんばろう!日本」の応援団長は東北の被災地にゆかりのある著名人が務めており、2013年は林家たい平、2014年は照英、2015年はさかなクン、2016年は彦摩呂、2017年は再び林家たい平が応援団長として観光の面から東北を応援してきた。

はるなは2011年の震災直後から福島、宮城を中心に独自の支援活動を行っており、何度も東北地方を訪れては被災者を励まし、今も支援活動を続けている。「化粧して被災地に行くのもどうかと思ってスッピンで行ったら『愛ちゃんだって分からなかった』って言われたり(笑)。それでも『愛さんが来てくれて笑顔が戻りました』と言われた時は本当にうれしかったです。とても意味のあることだったなって」と当時を振り返った。

そのほかにも「皆さんに喜んでもらおうと仮設住宅であやや(松浦亜弥)を歌った時にはキョトンとされてしまいましたが(笑)、小さい頃演歌を習っていたので北島三郎さんの歌を思いっきり野太い声で歌ったら、おじいちゃん、おばあちゃんがすごく喜んでくれて。仮設住宅に行ったらまずカラオケをチェックします(笑)」と心温まるエピソードを披露した。

東北への観光に関しては「現実逃避したいとか、気持ちを変えたいとか、震災の現実をしっかり見たいとか、旅行に行く人によってそのきっかけはさまざまだと思います。だからそれぞれの行き方でいいので、自分が今求めている旅を精いっぱい楽しんでほしいと思います。その中で震災の記憶を風化させないために、その爪あとを残した場所もたくさんあるので、ぜひ見に行っていただきたいですね」とアドバイスも。

もし旅チャンネルではるなが番組を企画するなら「東北にはいい場所がいっぱいあるので、ぜひオネエのお友達といっしょに旅をしたいですね。それと地元の人々から面白い話を引き出せるような旅にしたいです。震災の時に、笑える話なのに笑ったらいけないムードになっていたと思いますが、『実は震災当時こんな面白い話もあった』っていう話を聞けるような旅番組が出来たらいいですね」と意欲的に語った。

東北への思い入れが人一倍強いはるなは「いつも本当に元気をいただいています。生きていく中でいろいろな苦労もあると思いますが、その分幸せもいっぱいあるんです。これからも頑張らなくてもいいので、一度きりの人生を楽しく生きてほしいと思います。東北は大好きな場所なので、また皆さんに会いに行きます!」とメッセージを寄せた。