野球アニメ「メジャー」が4月5日(月)からCS放送のディズニーXDでCS独占放送される。それを記念して、3日(土)、4日(日)、5日(月)に放送開始記念特別番組「攻略!炎のメジャー伝説」の放送が決定。アニメでメーンキャストを務めたくまいもとこ、森久保祥太郎、森田成一からコメントが届いた。
「メジャー」は、主人公・吾郎が、父の死やライバルとの激闘、けがなど、数々の逆境を乗り越えて、野球の頂点を目指していく姿を描いた作品。原作は漫画雑誌「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中で、コミックスは75巻を刊行、累計5000万部を突破している人気漫画。ディズニーXDで第1〜3シーズンが放送されるほか、NHK教育では4月3日(土)から最新の第6シーズンがスタートする。
「攻略!炎のメジャー伝説」は、「メジャー」の魅力に迫るオリジナル番組。さまざまな困難にぶつかりながらも、努力と根性と友情で逆境を打ち破っていく吾郎のような選手を目指して、甲子園出場経験を持つTIMの2人が、「メジャー」流の破天荒なトレーニングを、野球好きの子どもたちと体を張って体験していく。
吾郎の幼稚園〜小学生を演じたくまいもとこは「第1シーズンが始まったのは6年くらい前の話になりますので、今回のお話を頂いてから、あらためてDVDを1巻から全部見ました。自分が演じていた時は、100%吾郎になりきってやっているので気が付かなくても、久しぶりに見てみたら『吾郎かっこいいじゃん!』と思ったりするシーンも多々ありました」と、あらためて自身のキャラの魅力に気付いた様子。また、「一番グッときたのは、シーズン1の横浜リトルとの熱戦で、最後の最後に吾郎がホームインした時、空を見上げて『今日の空ってこんなに青かったんだな』って言うシーンですね。そのシーンの収録の時は、みんなの空気が一致して、9人が本当に1つのチームとなっていたと感じられるシーンでした」と収録当時を振り返った。
一方、中学生以降の吾郎を演じる森久保祥太郎は、本作の思い出について、「父親が『お前が演じている“メジャー”を見てるぞ』と言ってくれたことです。父親が僕の仕事に興味を示してくれた最初の作品というのが、やっぱり一番大きかったことですね」と明かした。さらに、お気に入りのシーンについて、「シーズン2で、幼なじみの寿也に再会した時に、海堂に入る関係で少しギクシャクするシーンとか、『この先一体どうなっちゃうんだろう?』というドキドキもありました。シーズン3では、新しい仲間を得て吾郎がすごく成長し、それに周りの人間も感化されて、共に成長していくところがすごく好きです。みんなで屋上に土を運んでグラウンドを作るシーンなんかも、そういう意味ですごくいいですね」と紹介した。
吾郎のライバルであり親友の寿也役・森田成一は「アフレコ現場もかなり過酷なんです。試合中に投げたり打ったり走ったりというアドリブを演じるのも結構体力を消耗しますし、加えて観客の声援も毎回とるんです。試合シーンだけでも疲れているのに、声援でも『うわーっ!』と声を出すので、『メジャー』を作るのは、本当に野球を1試合以上やっているような感覚になります」とアフレコの裏側を紹介。また、「いつもは戦う主人公やヒーロー系で、どちらかというと吾郎君的な役が多い」という森田だが、「その中で、寿也君という理知的な役が来たんです。寿也君を演じたことで、役の幅も広がりました」と、「メジャー」が自身のステップアップになったことも明かした。
最後に、森田は「現代風のスポーツ物なんですが、昔ながらのスポ根物の要素もあります。美しくもあり、泥臭くもあり、本当に心の底から燃えて楽しむことができる作品だと思います。野球を好きな方も、そうじゃない方も、ぜひ『メジャー』を見て、僕たちの成長を見ながら、スポーツを通しての青春群像を楽しんでいただきたいと思います」と視聴者にメッセージを送った。
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