9月4日(土)から公開される映画「BECK」の製作報告会見が30日、都内で行われ、出演者の水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理と、堤幸彦監督が登壇した。
本作は、'99〜'08年まで月刊少年マガジン(講談社)で連載され、累計発行部数1500万部を突破したハロルド作石の同名大ヒットコミックを実写映画化した青春ドラマ。高校生・コユキ(佐藤)と天才ギタリスト・竜介(水嶋)、千葉(桐谷)、平(向井)、サク(中村)の5人が結成した音楽バンド・BECKの成長とメンバーの友情を描く。
水嶋はギターの演奏について、「ドラマの撮影とも重なって練習時間があまり取れなかったんですけど、監督をはじめ楽器指導の方に細かいところまでチェックしていただいたので、僕の力を十二分に発揮できたと思います」と満足げに語り、「人気漫画の映画化なので、出演できて大変光栄に思いましたが、できるだけ原作に忠実に作っていかなきゃいけないという思いもあり、大きなプレッシャーも感じました」と心境を告白した。
佐藤は「最初は何も知らない状態から始まったんですけど、ギターの楽しさにすぐ気付けたので、頑張らなきゃっていうよりも、楽しいから弾いていたって感じでした」と充実した表情を見せた。
また、ラップを担当する桐谷は、堤監督に「楽器弾いてないじゃん!」と突っ込まれると、「僕はのどが楽器なので」とコメントし会場を沸かせた。
堤監督は「ひとつの人生の生き方が映画に映らないかなと思い撮っていたんです。みんなが一緒になったときに出てくるパワーみたいなものが撮りたいという気持ちが強かったですね。最後に大きなステージでライブシーンがあったんですけど、撮りながら鳥肌が立ち、興奮したのを覚えています」と満足げに語った。
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