「ひらがな男子」がついに映画化！　“プレミア応援上映”も決定

日本テレビにて、毎月最終木曜に放送中のバラエティー「アイキャラ　シーズン3」。この度、番組から生まれたキャラクター「ひらがな男子」のアニメ映画を劇場公開することが決定。併せて、同作品の脚本を番組MC・バカリズムが務めることが明らかになった。

永遠に理想の姿を保ち続け、世界中に愛と笑顔をふりまく2次元キャラクター「アイキャラ」を生み出していく同番組。バカリズム、Base Ball Bear・小出祐介、でんぱ組.inc・夢眠ねむの3人が、持ち前の情熱とフェティシズム、そして斬新なアイデアで、視聴者と共にさまざまなキャラクターを誕生させ、育ててきた。

現在もさまざまなプロジェクトが進行中だが、その中でも特に女性から熱烈な支持を集めていたのが、世界を笑顔にする擬人化キャラクター「ひらがな男子」。バカリズム原案の、ひらがな一文字一文字が擬人化したキャラクターで、彼らが登場するアプリゲーム「いつらのこゑ」は、20万超のダウンロードを記録する大ヒットとなっている。

そんなひらがな男子のストーリーが、この度ついに映画化されることに。脚本を手掛けるバカリズムは、アニメ作品の脚本に初挑戦。さらに、観客が自由に声を出すことが許された「応援上映」という異色の上映スタイルで、これまでとは違う映画体験を楽しめる内容となっている。

そして今回、3月16日(金)に東京・TOHOシネマズ新宿でのプレミア上映が決定。そこでは、「アイキャラ」MCの3人のみならず、映画を手掛けた水島精二監督、声優を務めた梶裕貴、市川太一、矢野奨吾らの登壇も予定。豪華な顔ぶれが集う貴重な機会だけに、ぜひともイベントに参加しよう。

挿入歌はあの“オオカミバンド”！

また、本作の挿入曲が、MAN WITH A MISSION「DON'T LOSE YOURSELF」に決定。この曲は2010年発売のアルバム『WELCOME TO THE NEWWORLD』に収録された楽曲で、今や世界的な活躍を続ける彼らの原点とも言える曲。劇中の重要なシーンで流れるそうで、2次元キャラとのコラボがどんな仕上がりとなるのか注目だ。

ジャン・ケン・ジョニー(Vo./Gt.)は、「昔カラ知ッテイルプロデューサーニ熱烈ナオファーヲ受ケテ楽曲ヲ使ッテ頂クコトニナリマシタ。コノ楽曲ハMAN WITH A MISSIONノ一番最初ノMVニナッタ、世ニ姿ヲ現ワシタ、言ウナレバ原点ミタイナ曲。嬉シイ限リデス。2次元キャラ新時代トトモニ楽シンデ下サイ！」とコメントを寄せた。

「劇場版　ひらがな男子～序～」あらすじ

世の中から文字という文字が消え果てた時代の日本。人々は文字を使えない不自由な生活を送っていた。そんな中、立ち上がったひらがなの「あ」(cv.梶裕貴)は、相棒・うり坊あんこ(cv.天野七瑠)と共に、仲間たちを探し求める旅に出る。

最初に訪れた町で、たまたま入った占いの館で偶然出会ったのが「う」(cv. 市川太一)だった。「う」によると、ひらがな男子には必ず印となる文字のあざがあるという。そして「あ」は、思わぬところに自らのあざを見つける…。

その後2人はあちこちの村や町を巡り歩き、紆余曲折ありながら他のひらがなたちと出会いを重ね、仲間を増やしていく。だが、そんな一行の前に立ちはだかる黒い影が…。