'10年4月1日からテレビ朝日に入社した33人(男性23人、女性10人)の入社式が同日、東京・六本木の同社で行われ、代表取締役社長・早河洋氏が一人一人に直接辞令を交付した。司会・進行を角沢照治、前田有紀両アナウンサーが務め、新入社員を激励するためのサプライズゲストとしてサッカーワールドカップ南アフリカ大会のナビゲーター・川平慈英と竹内由恵アナウンサーが駆け付けた。
毎年、テレビ朝日の入社式にはその年にちなんだサプライズゲストが登場し、新入社員を激励するためさまざまなパフォーマンスをするのが通例。昨年は世界フィギュアスケート国別対抗戦の開催にちなみ、メーンキャスターの松岡修造が登場し、新入社員全員の首に社員証を掛ける手伝いをした。ことしは、6月に開催されるサッカーワールドカップ・南アフリカ大会で、テレビ朝日が6月19日(土)に行われる日本対オランダ戦の中継権を獲得したことから、背番号619に、新入社員一人一人の名前が書かれたユニフォームを用意。川平が手渡し、ガッチリ握手を交わした。
開口一番、川平は「(サプライズゲストが)この僕でよろしいんでしょうか? うれしいです。お招きいただきありがとうございます。幹部役員の方ありがとうございます。社長ありがとうございます」と新入社員よりも先に役員にあいさつする“社会人テクニック”を見せた。
そして、新入社員に対し、川平は「ここからですよ! ここからです。いろいろな意味で皆さんの新しい人生のキックオフがここから始まります! やりたいことを真摯(しんし)に追求しまくっちゃってください。先輩やすべての人をリスペクトしてください。このテレビ朝日というピッチで思いっ切り暴れちゃってください」と川平流にエールを送った。
また、新入社員の森葉子アナウンサーは「内定をいただいてから、ここにくるまでに自分を採用してくれた方々に本当に感謝の気持ちがわいてきました。入社式を迎えた今日のこの日も、テレビ朝日のために本当に頑張るぞという気持ちでいっぱいです。精一杯頑張りたいです!」と初々しく意気込みを語った。