先が見えない殺伐とした時代を楽しく生きるには、様々な人の末路を知り“転ばぬ先の杖”を用意することが欠かせません。難しいのは、今の世の中は複雑すぎて1つの選択をした結果がどうなるか、予想するのが簡単ではないことです。
とても羨ましく思える人の将来が悲惨なものだったり、どう転んでも可哀想な人の行く末が幸せだったり、本書に収録した23編の末路は意外なものばかりとなりました。このたび、その4編がドラマ化されるとのことで、原案者として放映の日が今から楽しみです。
自分や他人が下した選択の末路を知ることは心の安定にもつながります。未来が不安な方、他人が羨ましい方、世間体が気になる方、毎日が憂うつな方…。映像化によって書籍の世界を飛び出した“末路ワールド”は、そんな皆様の気持ちをやさしく温めてくれるに違いありません。
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